レビュー
第1回 外観と基本性能は何が違う?――「SH-08A」「SH002」「936SH」:最新ケータイ徹底比較(ソーラー防水ケータイ編)(1/2 ページ)
太陽光で充電ができ、IPX5/IPX7の防水性能を備える“ソーラー防水ケータイ”が3キャリアから出そろった。今回は外観と基本スペックを中心に違いをチェックした。
背面のソーラー充電パネルに太陽光を当てることで充電ができ、IPX5/IPX7の防水性能も備える“ソーラー防水ケータイ”が、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアから発売された。NTTドコモの「SH-08A」、auの「SOLAR PHONE SH002」、ソフトバンクモバイルの「SOLAR HYBRID 936SH」は何が違うのか。今回は外観や基本スペックを調べた。
外観:SH-08Aと936SHは折りたたみ、SH002は回転2軸型
3モデルとも背面にソーラー充電パネルを搭載しており、本体を閉じたときの印象はよく似ている。ただし、SH-08Aと936SHが通常の折りたたみ型であるのに対し、SH002は回転2軸型を採用している。写真からも分かるが、SH002はヒンジ部がほかの2機種よりも大きく、本体がやや高い。一方、最厚部はSH-08Aが最も厚い。全体的に最もサイズが小さいのは936SHだ。
また、SH002と936SHの背面パネルがフラットなのに対し、SH-08Aには太陽の光をイメージした「クリスタルカット」が施されており、光の当たり具合によって表情が変化する。
裏面はカメラの配置に大きな違いがあり、SH002はかなり控えめだ。800万画素CCDを搭載するSH-08Aと936SHに対し、SH002は520万画素CMOSでスペックは劣る。側面はSH-08Aのキーが少ないのが印象的だ。イヤフォン用の端子を装備しているのは936SHのみで、ほか2機種は外部接続端子にアダプタを差して利用する。
SH-08Aは太陽の光をイメージした「クリスタルカットパネル」を背面に採用。光が当たるとさりげなく光って表情の変化を楽しめる(写真=左)。3機種とも裏面にはカメラレンズ、その横に(写真では見えないが)赤外線ポート、フォトライト、スピーカーを搭載。バッテリーカバーにはFeliCaマークが刻印され、しっかり閉じるためのロックスイッチがある。また、microSDスロットがバッテリーカバー内部にある点も3機種共通だ(写真=右)
左からSH-08A、SH002、936SHの左側面。左側面にキーがあるのはSH-08Aのみで、SH-08Aのサイドキーはこれ1つのみ。短押しでサブディスプレイに時計が表示され、長押しでフォトライトが点灯/消灯する
左からSH-08A、SH002、936SHの右側面。SH-08Aの右側面にキーはなく、外部接続端子のみ。SH002はこの中では唯一、ワンセグアンテナが外付けとなっている。待受状態で上キーを長押しするとフォトライトが点灯し、下キーを長押しするとLISMO Playerが起動する。このほか、クリア/マナーキー、シャッターキー、外部接続端子を搭載している。936SHはこの中では唯一、イヤフォンマイク端子を備えているほか、上下キー(上キーの長押しでモバイルライトが点灯)とシャッターキー(長押しで電子マネー残高をメインディスプレイに表示)も搭載している
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