Google マップに「徒歩ルート案内」 Android、iPhone、ドコモ携帯にも対応
グーグルが12月10日、Google マップの新機能として「徒歩ルート案内」を実装したと発表。PC向けのGoogle マップだけでなく、AndroidやiPhoneのマップアプリ、ドコモの携帯電話向けiアプリでも利用できる。
グーグルが12月10日、Google マップの新機能「徒歩ルート案内」をβリリースした。Webブラウザで利用するGoogle マップだけでなく、Android(HT-03A)、iPhone、ドコモのiアプリ「モバイルGoogle マップ」で利用可能だ(一部機種を除く)。
今回用意された徒歩ルート案内機能は、地図上の任意の地点間の徒歩ルートを検索可能。全ルートを徒歩で移動する場合のルート検索はもちろん、鉄道の乗り換えを含めて移動ルートを検索することもできる。
検索結果はGoogle マップ上に表示され、要所要所で「改札口に向かう」「横断歩道を渡る」といった案内も出る分かりやすい仕様。非対応の地域では道順が表示されない場合もあるが、それでも向かうべき方向を矢印でガイドするなど、道に迷ったときなどにも役立ちそうだ。もちろんGPSに対応しており、現在地を測位して画面上に表示してくれる。Android版やiアプリ版はストリートビューと組み合わせて周囲の景色を確かめながら歩くこともできる。
この徒歩ルート案内機能は、HT-03Aでは、Google マップで検索結果をタップし、「経路を検索」を選択、もしくは「メニュー」キーを押して「経路」を選択することで利用可能。場合によってはアプリのアップデートが必要な場合がある。
iPhoneでは、マップで経路を検索してから徒歩アイコンをタップすることで利用できる。Mobile Safariで動作する乗換案内で検索をした場合も、徒歩ルートが表示されるようになった。
ドコモの携帯電話では、最新版のモバイルGoogle マップアプリをダウンロードすることで徒歩ルート案内が利用可能になる。アプリは http://m.google.co.jp/maps からダウンロードできる。最新のバージョンは2.3.4。非対応機種ではダウンロードページで2.3.2が表示される。
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