KDDI、気象情報を活用した「ソラテナ」試験サービスを開始
ウェザーニュースとKDDIは、擬人化されたアンテナがコミュニケーション形式で気象情報を提供する「ソラテナ」トライアルサービスの提供を開始した。auケータイとauスマートフォンで利用できる。
ウェザーニュースとKDDIは、au携帯電話とauスマートフォン向けに気象情報の提供とコミュニケーションを組み合わせた「ソラテナ」のトライアルサービスの提供を開始した。月額利用料金は無料(パケット通信料を除く)。
ソラテナは、au基地局に設置された気象観測装置で取得した気象データをもとに、擬人化したアンテナ「ソラテナ」が周辺の天気情報を体感情報としてコミュニケーション形式でユーザーに提供するサービス。
トライアルサービスでは、現在地周辺のソラテナを一覧で表示し、東京都近郊の約100局から収集した気温、気圧、湿度、感雨、紫外線、日照の6つのデータをソラテナが体感した情報として伝える。ソラテナの体感情報に連動したアイコンやつぶやきが更新されるほか、体感情報のグラフ表示も可能だ。コミュニケーションの要素としては、ソラテナからユーザーへの質問を行い、ユーザーからの回答の集計結果やコメントを表示する。また、体感情報の内容などに関するランキングも利用できる。
2011年4月末からの本サービスでは、観測設備を3000局まで拡大する予定だ。今後はCO2や風向、風速、雨量の観測も検討している。
対応機種は、スマートフォンがIS01、IS03、携帯電話がWINシリーズ(W11K、W11H、W21Hをのぞく)。ソラテナへのアクセスは、IS01とIS03が「au one Market」→「ニュース・天気」 → 「天気」 → 「ソラテナ」。WINシリーズが「au one トップ」 → 「au one天気」 → 「ソラテナ」から。
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