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KDDI、山口国体で電子閲覧とエリア限定ワンセグの実証実験
KDDIが、山口国体でスマートデバイスを活用した競技記録の電子閲覧と、GPSを活用したエリア限定ワンセグの実証実験を行う。
KDDIは9月13日、山口国体でスマートデバイスを活用した競技記録の電子閲覧と、GPSを活用したエリア限定ワンセグのライブ映像配信や独自コンテンツ配信の実証実験を行うと発表した。会場は 山口県山口市の中原中也記念館前特設会場「おいでませ! 湯田温泉ぶちええ横丁」、期間は10月1日から10月10日まで。
競技記録の電子閲覧実験では、国体Webページに掲載された、競技結果や予定などの山口国体に関する情報を、WiMAX/Wi-Fiのネットワークを通じて、Androidタブレット端末「MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M」で閲覧可能にする。
また限られた地域のみで視聴できるエリア限定ワンセグでは、中原中也記念館前にある特設会場の様子や、山口市観光案内などの独自コンテンツを配信する。
なおエリア限定ワンセグは、チャンネル選局が分かりにくいという課題があるため、実験を通してスマートフォン向けのチャンネル選局機能の改善を図る。この技術の応用により、災害時の緊急速報メールにワンセグ放送局の一覧を掲載して、メールなどからそのままワンセグを起動するような活用法も検討する。
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