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HTC NIPPONの代表取締役社長に村井良二氏が就任
12月19日付で、HTC NIPPONの代表取締役社長に村井良二氏が就任した。HTCは日本市場へのコミットメントをさらに強化する。
HTC NIPPONは12月19日、同日付で代表取締役社長に村井良二氏が就任したことを発表した。今後は村井氏が日本でのスマートフォンビジネスを率いる。なお、これまで同社の代表取締役社長はデビッド・コウ氏が務めていた。
村井氏は1959年生まれの52歳。ベストバイ社などIT企業にコンサルティングサービスを提供するリノス トレーディングを2010年に設立し、同社社長を務めていた。2006年から2009年までベストバイ社戦略担当のバイスプレジデントとして活動。20年以上にわたって電子産業界で経験を積む。そのうち10年以上はソニーで商品企画に携わり、後にSony Ericsson携帯電話のポートフォリオ企画運営に貢献した。
村井氏は「日本のスマートフォン市場は今まさに飛躍しようとしており、HTCがその発展に貢献できることに大変期待している。HTCの携帯電話を利用いただくことで、日本のお客様がかつてない素晴らしいサービスや機能を実感できることを約束する。この約束の実現には、私の就任が1つの鍵になると考えている」とコメントしている。
HTC North Asiaプレジデントのジャック・トン(Jack Tong)氏は「村井氏の抜擢により、HTCが日本のスマートフォン市場の発展に果たす役割もますます大きくなると考える。村井氏の幅広い業界経験が、日本におけるHTCのブランド認知向上、ビジネス強化の大きな戦力となると信じている」と述べている。
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