KDDI、PC・ケータイ向けの「LISMO Video Store」を終了

KDDIは、PCとauケータイ向けの「LISMO Video Store」サービスを4月に終了すると発表した。同社以外のCPが提供するコンテンツについては、EZWebの公式サイトで配信を継続する。

[平賀洋一，ITmedia]

　KDDIは、au携帯電話とPC向けの映像配信サービス「LISMO Video Store」を4月17日に終了すると発表した。セットトップボックス（STB）向けに提供しているサービスは今後も継続するが、au端末への転送機能は終了する。

　また、同社以外のコンテンツプロバイダーが提供する映像コンテンツについては、今後もauケータイのEZ公式サイトにて「高画質ビデオ」として配信を継続するほか、映像情報ポータルサイト「LISMO（Video）」でも情報を提供する。なお、「映像検索」機能は終了する。

　2008年6月に開始したLISMO Video Storeは、PCソフト「LISMO Port」を利用して購入した映像作品をauケータイに転送できるほか、直接、端末から作品をダウンロード購入して視聴できたコンテンツ配信サービス。

　KDDIはサービス終了の理由を、スマートフォンやWi-Fi利用の普及など、ネットワークの高速化により映像視聴環境が急速に変化しており、よりマルチデバイスに対応した映像配信サービスを充実させるため、としている。