ドコモ、「ARROWS μ」「GALAXY S」のソフト更新を開始
NTTドコモは、Androidスマートフォン「ARROWS μ F-07D」「GALAXY S SC-02B」と、iモードケータイ「P-03D」のソフトウェア更新を開始した。ARROWS μについては通話後にフリーズする不具合を解消する。
NTTドコモは4月16日、Androidスマートフォン「ARROWS μ F-07D」「GALAXY S SC-02B」と、iモードケータイ「P-03D」の計3機種についてソフトウェア更新を開始した。
ARROWS μ F-07Dには、通話終了後、まれに携帯電話(本体)の画面がオフとなり、操作できない場合がある――という不具合があり、今回のソフトウェア更新を適用することで解消される。新しいソフトは、3G環境下で自動ダウンロードされ、あらかじめ設定した時間(デフォルトは午前2時〜午前4時)に書き換えられる。なお、待受中に「MENU」→「設定」→「端末情報」→「ソフトウェア更新」を選択し、画面の案内に従って操作を行うことで、即時更新も行える。ソフト更新の所要時間は約8分。
またGALAXY S SC-02Bは、海外の一部地域において、まれに正常に通信できないという不具合を解消する。更新は自動では行われず、設定メニュー内の「ソフトウェア更新」から手動で行う。通信環境は、3G/Wi-Fiのどちらでも可能。なお、OSがAndroid 2.2の場合は端末単体でのアップデートができないため、PC経由でのアップデートのみとなる。PCから更新するには、専用ソフトの「Samsung Kies」が必要。アップデートにかかる所要時間は、端末単体の場合は約5分、PC経由の場合では約6分。
P-03Dについては、災害用音声お届けサービス利用時に表示される一部のメッセージの表現を変更する。アップデート用の新ソフトは自動でダウンロードされ、あらかじめ設定した時間(デフォルトは午前3時)に書き換えられる。なお、待受中に「MENU」→「本体設定」→「その他設定」→「ソフトウェア更新」を選択し、画面の案内に従って操作を行うことで、即時更新も行える。
GALAXY Sのソフト更新で「あんしんモード」が非対応に
NTTドコモは、4月16日に提供を開始したソフト更新をGALAXY S SC-02に行うと、「あんしんモード」アプリの「インストール制限」および「起動制限」機能が正常に動作しなくなると発表。GALAXY S向けのあんしんモードアプリの新規ダウンロードを停止した。今後あんしんモードアプリを対応させるかどうかは検討中だという。
また、同様のソフト更新を予定している「GALAXY SII SC-02C」についても、あんしんモードアプリの提供を4月20日に終了。すでにソフト更新を提供している「GALAXY SII LTE SC-03D」についても、あんしんモードアプリの提供を3月29日に停止している。
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