“プラチナバンド”に対応したULTRA SPEED対応スマホ――「AQUOS PHONE 102SHII」
シャープ製の薄型高機能Androidスマートフォンが900MHz帯の“プラチナ電波”に対応し、「AQUOS PHONE 102SHII」として生まれ変わった。基本性能はそのままに、これまでよりも“つながりやすい”端末として登場する。
シャープ製のソフトバンクモバイル向け高機能Androidスマートフォン「AQUOS PHONE 102SH」をベースに、ソフトバンクが新たに取得した900MHz帯の周波数に対応させた端末が「AQUOS PHONE 102SHII」だ。7月上旬に発売を予定している。
102SHIIは、外観や主な機能はほぼ102SHと同じだが、7月25日から提供が始まる900MHz帯の3Gハイスピードサービスに対応する点が大きな違いだ。900MHz帯は、これまでのソフトバンクモバイルが利用してきた2GHz帯の電波よりも、屋内にも浸透しやすかったり、ビルの影などにも回り込んで届きやすかったりするため、電波状況の改善が期待される。
基本スペックは、現行の102SHと同じ。約4.5インチのHD(720×1280ピクセル)液晶に1GHz動作のTI製デュアルコアプロセッサ「OMAP4430」を搭載し、快適な動作を実現。それでいて、ボディは厚さ10ミリを切る、9.8ミリとスリムな点が特徴だ。有効約1210万画素のCMOSを搭載した光学式手ブレ補正対応のカメラや、下り最大21Mbps対応のULTRA SPEEDなど、先進のスペックはまだまだ見劣りしない。
ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、緊急地震速報など日本向けのサービスをしっかりサポート。IPX5/7の防水性能とP5Xの防塵性能も備える。バッテリー容量は1520mAh。
なお102SHIIのAndroid OSのバージョンは2.3だが、2012年夏以降に4.0へのアップデートを予定している。
機種名 | AQUOS PHONE 102SHII |
---|---|
OS | Android 2.3 |
CPU | TI OMAP4430(1GHzデュアルコア) |
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約65×128×9.8ミリ |
重さ | 約137グラム |
連続通話時間 | 3G:約450分/GSM:約380分(暫定値) |
連続待受時間 | 3G:約420時間/GSM:約390時間(暫定値) |
バッテリー容量 | 1520mAh |
メインカメラ | 有効約1210万画素CMOS(AF、手ブレ補正対応) |
インカメラ | 有効約30万画素CMOS |
メモリ | ROM:4Gバイト、RAM:1Gバイト |
外部メモリ | microSDHC(最大32Gバイト/4Gバイト同梱) |
ディスプレイ | 約4.5インチHD(720×1280ピクセル)NewモバイルASV液晶(1677万色) |
ボディカラー | クラッシーブラック、シルバー、ピンク |
主なサービス・機能 | ULTRA SPEED(下り最大21Mbps)、防水・防塵、おサイフケータイ、ワンセグ、Wi-Fi(IEEE802.11 b/g/n)、GPS、Bluetooth 3.0、DLNA、緊急速報メール ほか |
発売日 | 7月上旬 |
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