キャリア各社、熊本と大分の大雨被害地域で支払期限を延長
ドコモ、KDDI、ソフトバンク、ウィルコムは、7月11日以降の大雨により災害救助法が適用された熊本県と大分県の一部地域で、支払期限を延長するなどの支援措置を実施する。
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコムのキャリア4社は7月13日、九州地方で11日以降に発生した大雨の被害地域に対し、電話料金の支払期限を延ばすなどの支援措置を発表した。
対象となるのは、今回の大雨で災害救助法が適用された大分県竹田市、熊本県阿蘇市/熊本市/南阿蘇村に契約住所や請求書の送付先住所があるユーザー。なお、災害救助法の適用範囲が広がった場合は、支援措置を自動で拡大する。
NTTドコモ
対象地域のユーザーが携帯電話などの利用料金を窓口で支払っている場合、7月請求分(6月利用分)の支払期限を8月31日まで延期する。また7月12日から31日までの間、対象地域のユーザーが端末を修理する場合に、その代金を一部減額する。
KDDI(au)
携帯電話や固定通信サービスの利用料金を窓口で支払っている場合、7月請求分(6月利用分)の支払期限を8月31日まで延期する。また、固定通信サービスが避難などで利用できない場合は、その期間の基本料金や付加サービス料を減額する。そのほか、大雨により破損・故障した携帯電話機の修理費用を一部軽減する。修理費を軽減する期間は、7月12日から31日までに受け付けた端末が対象となる。
ソフトバンクモバイル
利用料金を窓口で支払っている場合、6月利用分(支払期日:7月6日、7月16日、7月26日)の支払期限を請求書記載の日付から1カ月延長する。また大雨で端末を故障・破損・紛失した場合、一部の機種では交換端末を無償で提供。それ以外の機種も、費用を一部減免して提供する。
ウィルコム
7月中に支払い期日が到来する請求書について、支払い期日を1カ月延長する。
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