日本通信、「スマホ電話SIM」の通信オプションを改訂
「スマホ電話SIM」のデータ通信オプションが改訂され、上り下りともに150kbpsで定額通信ができる最安プラン「月額定額980」が追加された。最安の通話プランと合わせると月額2270円で利用できる。
日本通信は、音声通話もできるスマートフォン向けのMVNOサービス「スマホ電話SIM」の通信オプションを改訂し、最安で月2270円から利用できるようにした。
スマホ電話SIMは、ドコモのFOMA回線を利用して音声通話やデータ通信を行うサービス。音声通話の利用量に合わせてプランを選択し、データ通信を行いたい場合にはオプションで「データ通信オプション」のプランを選択する。
従来はデータ通信オプションが2種類しかなく、安価な「U200」でも月額1690円だった。新プランでは選択肢が「月額定額980」「月額定額1980」「月額定額2980」の3つに増えた。もっとも安価な月額定額980では月額基本料金が980円となり、もっとも安価な音声プラン「プランS」の月額基本料金1290円とあわせて合計2270円から利用可能となる。改訂したデータ通信オプションは1月22日から提供し、それ以前からスマホSIM電話を利用しているユーザーは改訂前のプランも引き続き選択できる。
月額定額1980と月額定額2980はいずれも速度制限がなく、利用可能データ量を使い切った場合は上り下りとも150kbps(ベストエフォート)に制限される。利用可能データ量は月額定額1980が1Gバイト、月額定額2980が2Gバイトだ。月額定額980は利用可能データ量がもともとないプランで、通信速度は常に上り下りともに150kbps(ベストエフォート)で使い放題だが、動画再生や連続したデータ通信は行うことができない。
なお、100Mバイトあたり525円で利用できるデータ利用量の追加オプション「Turbo Charge」は全プランで選択できる。
関連記事
- 日本通信、SIMロックフリー「iPhone 5」向けのnanoSIMを発売
日本通信はSIMロックを解除したiPhone 5向けのnanoSIMを発表した。 - 日本通信、使う時だけ高速にできる「Turbo Charge」をスタート
日本通信は、「b-mobileSIM U300」などパケット通信が低速なサービスでも、100Mバイト/525円で高速通信が可能になる「Turbo Charge」をスタートした。 - 日本通信、「スマホ電話SIM」をAmazonとヨドバシカメラでも販売
日本通信は、ドコモのFOMA回線を使ったSIM製品「スマホ電話SIM」を、8月25日からAmazonとヨドバシカメラでも販売する。開通には、パッケージ購入後にWebサイト上での手続きが必要。 - Mobile Weekly Top10:日本通信、「スマホ電話SIM」に最低利用期間を設定――(8月6日〜8月12日)
日本通信が8月1日に発表した通話主体のSIM製品「スマホ電話SIM」。当初は契約期間の縛りがなかったが、8月8日から最低3カ月間の利用が条件付けられた。途中解約すると違約金が発生する。 - 日本通信、使う時だけ高速「Turbo Charge」1回分無料キャンペーン
日本通信が「Turbo Charge」サービスの初回無料キャンペーンを実施する。期間は2012年8月31日まで。 - 音声だけなら月1290円から:日本通信、通話メインの新製品「スマホ電話SIM」を発表
日本通信は、音声通話メインの新しいSIM製品「スマホ電話SIM」を発売した。3つの音声通話プランに、必要に応じて2種類のデータ通信オプションを組み合わせて利用する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.