データ通信は1Gバイトから、月額1000円で通話定額――ワイモバイルが新料金プランを発表
ワイモバイルが、Y!mobileスマートフォン向けの新料金プランを発表。データ定額は月1Gバイト、3Gバイト、7Gバイトまで使えるプランを用意し、月額1000円で通話が完全定額となる「スーパーだれとでも定額」も提供する。
ワイモバイルが7月17日、「Y!mobile」ブランドで提供するスマートフォン向けの新料金プランを発表。8月1日から提供する。
データプランは月1Gバイトから選べる
料金プランは「スマホプランS」「スマホプランM」「スマホプランL」という3種類を用意。スマホプランSは月額2980円(税別)で月1Gバイトまで、Mは月額3980円(税別)で月3Gバイトまで、Lは月額5980円(税別)で月7Gバイトまでのデータ通信を利用できる(インターネット接続料とテザリング料を含む)。
なお、上記の料金は「スマホプラン割引」適用時のもの。ソフトバンクモバイル、ディズニー・モバイル・オン・ソフトバンクからMNPをした場合や、3年目以降の価格はスマホプランSが3980円、Mが4980円、Lが6980円となる。
月内にデータ通信量を超過すると、通信速度は請求月末まで128kbpsに制限され、500Mバイトごとに500円(税別)を支払うことで元の速度に回復する。
3プランとも、1回あたり10分以内の国内通話を月300回まで無料で利用できる。1回あたり10分と月300回を超える通話の料金は30秒あたり20円(税別)。
スマホプランは2年単位での契約となり、2年ごとに自動更新される。更新月以外の期間に解約をしたりほかの料金プランに変更したりすると、契約解除料として9500円(税別)がかかる。
新料金プランの対象機種は、「STREAM S 302HW」「AQUOS PHONE ef WX05SH」「Nexus 5 EM01L」「AQUOS PHONE es WX04SH」「ARROWS S EM01F」「DIGNO DUAL 2 WX10K」。
月額1000円の「スーパーだれとでも定額」を提供
オプションサービスとして、月額1000円(税別)で国内の通話が完全定額となる「スーパーだれとでも定額」を提供する。ウィルコム向けに提供されている同サービスの1500円よりも500円安くなっている。
なお、着信転送サービスへの通話料、番号案内サービス「104」の通話・案内料、テレドーム(0180から始まる番号)、ナビダイヤルなど(0570から始まる番号)、国際電話サービス、留守番電話メッセージ録音/再生料、国際ローミング、ワイモバイルが指定する無料通話対象外電話番号は無料通話の対象外となる。
イー・モバイルのデータ通信用プラン「4G データプラン」と、ウィルコムの料金プラン「新ウィルコム定額プランS」は新規受付を終了し、8月1日から「Pocket WiFi プラン」「ケータイプラン」として新たにサービスを開始する予定(名称が変更されるのみ)。
割引サービスやキャンペーンも実施
家族割引サービス
個人ユーザーを対象に、2回線以上を契約すると、2回線目〜10回線の月額料金を割り引く。スマホプランは540円(税込)を、ケータイプランは基本使用料全額を割り引く。
Wi-Fiセット割キャンペーン
ワイモバイルかソフトバンクモバイルのPocket WiFi 1回線につき、個人ユーザーとそ家族のスマートフォン5回線までの基本使用料を、最大540円(税込)を割り引く。
スマホプランM/L お試しキャンペーン
8月1日から、スマホプランMかLを契約した個人と法人ユーザーを対象に、契約月の基本使用料を2980円(税別)に割り引く。契約日によっては割引額が日割りとなる。なお、ソフトバンクモバイルとディズニー・モバイル・オン・ソフトバンクからMNPをした場合は、キャンペーンの対象外となる。
法人割引サービス/ビズ割サービス
「法人割引サービス」では、スマホプランとケータイプラン(既存のPHS対応プランを含む)を2回線以上契約した法人ユーザーを対象に、スマホプランの基本使用料を540円(税込)割り引く。また、6回線以上を法人契約すると「ビズ割サービス」によって、スマホプランの基本使用料がさらに540円(税込)割り引かれ、割引額は計1080円(税込)となる。
スマホを購入して、スマホプランに2014年9月30日までに申し込むと、2014年8月と9月分については、1台目から法人割引サービスとビズ割サービスが適用される。
法人かけ放題プログラム
8月1日から、法人ユーザーがPHS端末を新規契約か機種変更で購入して、「ケータイプラン」+「だれとでも定額」または「スーパーだれとでも定額」に申し込むと、基本使用料の1381円(税別)が無期限で無料になる。
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