かつては郵送が一般的だったケータイ通信料の料金明細。毎月ヒヤヒヤしながら封を開けた覚えがある人も多いのでは? そんな料金明細だが、近年、郵送ではなくWeb明細サービスが普及。自発的にWebサイトにログインしなければ確認できないため、毎月どれくらい支払っているか把握していない人も少なくないのかも。そんな通信料に関する認識について、20〜30代の男女224名にアンケート調査を行ってみた(協力:ファストアスク)。
まずは、月々の通信料を把握しているか否かを尋ねたところ、9割は「把握している」、1割は「把握していない」と回答。続いて、通信料をどのような形でチェックしているか聞いてみると、「ペーパーレス通知」(Webサイトでの確認)(70.5%)、「郵送通知」(24.1%)、「チェックしていない」(12.1%)の順になった。
では、チェックしている人と、していない人にはどのくらい感覚のずれがあるのだろうか?月々の通信料を把握している人に「毎月の通信料を、把握していない人には「毎月の通信料の予想を聞いてみた。
月額通信料TOP5
(対象:月々の通信料を把握している人)
- 1位 7500〜10000円未満(36.3%)
- 2位 5000〜7500円未満(29.9%)
- 3位 10000〜15000円未満(12.7%)
- 4位 3000〜5000円未満(12.3%)
- 5位 3000円未満(4.9%)
月額通信料(予想)TOP5
(対象:月々の通信料を把握していない人)
- 1位 3000〜5000円未満(30.0%)
- 1位 5000〜7500円未満(30.0%)
- 3位 7500〜10000円未満(20.0%)
- 4位 15000〜20000円未満(10.0%)
- 5位 3000円未満(5.0%)
- 5位 10000〜15000円未満(5.0%)
通信料を把握していない人の方が、安めの通信料を予想していることがわかる。正確な金額をチェックする習慣がないだけに「まぁ、これくらいだろう」とタカをくくってしまう傾向にあるのかもしれない。
ちなみに、MMD研究所が7月に行った「スマートフォンの通話、利用料金に関する調査」(対象:20〜50代のスマホ利用者892人)によると、スマホの月額料金は平均で6514円との結果が出ている。通信料を把握していない人のうち、「3000〜5000円未満」と回答した人は、実際の金額と差がある可能性が高い。
毎月予想以上に高額な通信料を払っていた…なんてショックを受けないよう、面倒でも月に1度はWeb明細サービスを確認して、支払い金額の目安を知っておきたいところだ。
※ここでの「通信料」は、機種代金を除いた毎月の携帯電話の使用料(支払っている料金)のことを指す。2台以上所持している人には、その合計金額を回答してもらった。
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