ニュース
iPad版OneNote、手描きメモとOCR対応機能追加
Microsoftが、iPad版OneNoteをアップデートし、スタイラスも使える手描きメモと画像内のテキストを検索できるようにするOCR機能を追加した。
米Microsoftは2月19日(現地時間)、メモアプリ「OneNote」のiPad版をアップデートし、手描き機能を追加した。また、これまでWindows 8.1版でのみ可能だったOCR処理機能を、すべてのアプリで利用できるようにした。
OneNoteは、テキスト、画像、動画、音声を記録し、MicrosoftのクラウドストレージOneDriveを介して共有できるメモアプリ。Microsoft Officeスイートの各エディションに含まれるほか、Android版、iPhone版、iPad版、Windows Phone版、Webアプリ版(OneNote Online)がある。無料だが、利用するにはMicrosoftアカウントが必要だ。
手描き機能はAndroid版など他のプラットフォーム向けでは既に使えるようになっており、iPadユーザーから最もリクエストの多い機能の1つだったという。
スタイラスの利用で、小指球(手の小指側の側面)を画面につけても誤動作しないようにする「Palm Rejection」設定もできる。左利きや、スタイラスの持ち方別に設定できる。
OCR機能は、端末のカメラでホワイトボードやレシートなどを撮影し、文書として保存すると、画像内のテキストがOCR処理され、後から検索できるようになるというもの。日本語もサポートしている。
動画が取得できませんでした
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
Androidタブレット向け「Office for Android」がプレビュー卒業
昨年11月から「Office for Android Preview」として提供されていたAndroidタブレット版Office(Word、Excel、PowerPoint)が正式版になり、モバイルのWindows 10版と同じユーザーインタフェースで文書を編集できるようになった。Microsoft OneNoteがAndroidタブレットに対応 手描き機能も追加
メモアプリOneNoteのAndroid版で手描きのメモやイラストを入力できるようになった。Evernoteにはないラインマーカー機能もある。Microsoft、Mac版OneNoteを無料でリリース Windows向け無料版も
クラウドを介してメモを複数端末で共有できるMicrosoftの「OneNote」のMac版が無料で公開された。Windows版も無料になり、関連アプリストアも開設された。Windows 8.1版「OneNote」、撮影したテキストの自動調整・OCR対応機能追加
MicrosoftがEvernote対抗メモアプリ「OneNote」のWindows 8.1版をアップデートした。端末のカメラで撮影したホワイトボードやレシートの画像が文書として調整保存され、内容をテキスト検索できる。Microsoft、iPad向けにメモアプリ「OneNote」をリリース
テキストや画像のメモをクラウドに保存し、共有できるMicrosoftのメモアプリ「OneNote」のiPhoneおよびiPad版が日本のApp Storeに登場した。- Microsoft、iPhone向けOneNoteアプリを公開
iPhone版OneNoteでは、メモを作成してWindows Liveのオンラインストレージに保存できる。