「Google Play」の有料アプリとコンテンツを家族共有できる「ファミリーグループ」が7月登場へ
Googleが、オンラインストア「Google Play」の有料コンテンツを家族間で共有できる「ファミリーグループ」を発表した。7月2日に有効になる。共有できるかどうかは販売元の設定による。
米Googleは5月18日(現地時間)、オンラインストア「Google Play」で7月2日から「ファミリーグループ」機能を提供することを明らかにした。
これは、Android開発者向けにアプリストア「Google Play」の新機能について説明した公式ブログの中で触れたものだ。「Google Play デベロッパー販売 / 配布契約」を7月2日に更新し、「Google Playで購入したアプリをファミリーメンバーで共有する機能」についての項目を追加するとしている。
7月2日に有効になる予定の規約が既に公開されている。この規約の5.4項に、「ファミリーグループは、代表者とメンバーで構成され、それぞれのアカウントはファミリーグループを作成する目的で結び付けられます。(中略)ファミリーグループのメンバーであるユーザーは、対象製品を1部購入し、その対象製品を自分以外のファミリーグループのメンバーと共有することができます。ただし、アプリ内アイテムと定期購入の製品を共有することはできません。」と書かれている。
すべてのアプリが共有できるようになるわけではなく、この機能を有効にするかどうかはアプリ開発者側が判断する。開発者は、過去に販売したアプリでこの機能を有効にすることもできる。
Googleは、定額制音楽ストリーミングサービス「Google Play Music」で「ファミリープラン」として家族6人までで利用できるサービスを提供している。
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