ニュース
auが4年ぶりのシニア向けケータイ発表 VoLTE対応の「かんたんケータイ KYF32」【写真追加】
KDDI(au)の夏モデル第2弾はなんとシニアケータイ。従来モデルから4年ぶりの新機種。AndroidベースでVoLTEに対応した。
KDDIは7月28日、VoLTE対応のシニア向けフィーチャーフォン「かんたんケータイ KYF32」(京セラ製)を発表した。auの夏モデル第2弾として7月30日に発売する。
auがシニア向けの折りたたみケータイを発表するのは、2012年5月の「簡単ケータイ K012」から実に4年ぶり。従来モデルで好評だった防水、防塵ボディーにスライド式の電源スイッチなどを踏襲し、ダイヤルキーをサイズアップして使いやすさを改善した。
ディスプレイは高コントラストで見やすい3.4型フルワイドVGA液晶で、背面には常時点灯するサブディスプレイを搭載。メインメニューには文字が大きくシンプルで分かりやすい「かんたんモード」を採用した。
OSは非公開だがAndroidをベースにしたもので、下り最大75Mbpsの4G LTEと高音質通話が可能なVoLTEに対応。ディスプレイが振動して通話音声をはっきり伝えるスマートソニックレシーバーや年齢に応じて音声を聞き取りやすく調整など、通話の聞き取りやすさにも配慮している。顔検出機能や手ブレ補正などを備える約800万画素カメラも備えた。
この他、赤外線通信、緊急ブザー、東海道五十三次をイメージした歩数計アプリなどを搭載。1日の歩数を家族に自動送信する見守り機能もある。なお、おサイフケータイやワンセグ、LINE、国際ローミングはサポートしない。ボディーカラーはゴールド、ピンク、ブルーの3色。純正オプションのクリアケースも用意する。
写真で見る「かんたんケータイ KYF32」
機種名 | かんたんケータイ KYF32 |
---|---|
メーカー | 京セラ |
OS | Android 5.1ベース(非公開) |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 210「MSM8909」/1.1GHz×4コア |
メインメモリ | 1GB |
ストレージ | 8GB |
外部メモリ | microSDHC(最大32GB) |
ディスプレイ | 約3.4型フルワイドVGA TFT液晶 |
解像度 | 864×480ピクセル |
連続通話時間 | 約490分(VoLTE) |
連続待受時間 | 約400時間(LTE) |
バッテリー容量 | 1410mAh |
アウトカメラ | 有効約800万画素CMOS |
インカメラ | − |
ボディーカラー | ゴールド、ピンク、ブルー |
サイズ | 約51(幅)×116(高さ)×18.1(奥行き)mm |
重量 | 約137g |
関連記事
- KDDI、2016年夏モデル7機種を発表――「HTC 10」に「Qua」ブランドのスマホ&タブ、「エモパー」ケータイなど【更新】
auが2016年の夏モデルとして「HTC 10」やオリジナルブランド「Qua」のスマホとタブレットなど新たに7機種を発表した。 - 使い勝手を改良したAndroid搭載ケータイ、エモパーも搭載――「AQUOS K SHF33」【写真追加】
AQUOS K SHF33は、使い勝手を改善させたAndroid搭載のフィーチャーフォン。新たにエモパー、防塵(じん)、耐衝撃性能に対応。メールや着信音など、既存ユーザーの声を受けて改善した部分も多い。 - “ガラケー”ではなく“ガラホ”もちょっと違う、新しい携帯電話です――シャープが「AQUOS K」を開発した理由
シャープの「AQUOS K SHF31」は、Androidを搭載したことが大きくクローズアップされているが、スマホではなく純然たるケータイ。メーカーとしてはどんなところにこだわって開発したのか。シャープの担当者に聞いた。 - 中身も料金もスマホっぽい それでも「AQUOS K」がケータイな理由
見た目はケータイ、OSはAndroidのauの新端末「AQUOS K」。過去にはダイヤルキーを備えたケータイっぽいAndroidスマホはあったが、それらとは何が違うのだろうか? - 狙うはシニア、ジュニア、2台持ちユーザー――ターゲットを明確化したauの戦略
auの2015年春モデルはターゲットを明確に打ち出した端末がラインアップされた。春商戦を勝ち抜くために、残代金を割り引いて機種変更を促す独自キャンペーンも実施する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.