調査リポート
キャリアほかLINEモバイルが良好――リーディアのキャリア3社&MVNO通信速度調査
リーディアは、同社が運営する「スマートプラン.com」でキャリア3社とMVNO主要8社の通信速度を測定。キャリア3社とUQ mobile/ワイモバイルのほか、新規参入のLINEモバイルが良好な通信環境となっている。
リーディアは、10月5日に同社が運営する「スマートプラン.com」でキャリア3社とMVNO主要8社の通信速度調査結果を発表した。
テスト日時は9月26日12時〜13時、14時〜15時。端末は「Galaxy S6 edge」、速度測定アプリ「Speedea」を使用。調査場所は東京駅八重洲中央口で、回線が混雑する12時台と比較的空いている14時台の2回に分けて行った。測定対象回線はNTTドコモ、FREETEL、イオンモバイル、OCN モバイル ONE、楽天モバイル、IIJmio、LINEモバイル(以上ドコモ回線)、KDDI、UQ mobile(以上KDDI回線)、ソフトバンク、Y!mobile(以上ソフトバンク回線)。
主要キャリアは安定した通信環境を確保する一方、9月5日にサービスを開始したLINEモバイルが19.2Mbpsと混雑時間帯でも良好な速度を計測。またUQ mobile、Y!mobileも測定を開始した7月以降、キャリアと比較して遜色ない下り速度を記録している。
IIJmioは7月と比べ速度改善がみられたが、FREETELは速度低下が目立つ結果となった。楽天モバイルは7月から3カ月連続で混雑時の著しい下り速度低下が続いている。
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