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調査リポート

格安SIMではFREETELが安定――キャリア3社&MVNO主要7社の通信速度を調査

リーディアは、同社が運営する「スマートプラン.com」でキャリア3社とMVNOの主要7社の通信速度を測定し、比較した結果を公開。キャリア3社とワイモバイルが快適な通信速度を保ち、FREETELのコストパフォーマンスの高さも目立っている。

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 リーディアは、8月9日に同社が運営する「スマートプラン.com」でキャリア3社とMVNOの主要7社の通信速度を測定し、比較した結果を公開した。

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混雑時の快適度

 調査に使用した端末はNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの「Galaxy S6 edge」で、速度測定アプリ「Speedea」を利用。測定場所は東京駅八重洲中央口で、回線が混雑する12時台と、比較的空いている14時台の2回に分けて試験を実施した。結果には同一場所で3回測定した平均値を利用している。

 測定対象回線は、大手キャリアのNTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、Y!mobileと、ドコモ回線を使ったMVNOサービスのFREETEL、イオンモバイル、OCN モバイル ONE、楽天モバイル、IIJmio、KDDI回線を使ったMVNOサービスのUQ mobile。

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下り速度の結果
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上り速度の結果

 本調査ではKDDIの上り速度に低い値が見られたものの、キャリア3社は混雑時も快適な通信速度を実現。Y!mobileの受信速度(21.3Mbps)もソフトバンクと差がなく、コストパフォーマンスが高いとしている。

 NTTドコモ利用回線を利用している格安SIMの中では、FREETELの受信速度(11.3Mbps)が混雑時でもWeb/動画閲覧などを問題なく行える数値となっている。一方、楽天モバイルとIIJmioは接続も困難な状況。また、UQ mobileは通常利用には問題ない程度の下り速度を確保できたが、同様の料金体系を持つY!mobileと比較すると振るわない結果となった。

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