NTTドコモが2016年10月〜2017年3月にかけて、新モデルを投入する。現時点で判明している、ドコモオンライショップでの価格をまとめた。価格はいずれも税込。
スマートフォンの場合、「月々サポート」の24回分を引いた実質価格は、2万〜4万円台となっている。スペックの高い「Xperia XZ SO-01J」と「V20 PRO L-01J」はMNPが実質2万6568円、新規契約/機種変更が実質3万7584円。「arrows NX F-01J」はMNPの実質価格は2万6568円でXperia XZ、V20 PROと変わらないが、新規契約/機種変更は4万2768円で、判明している機種の中では最も高い。
「AQUOS EVER SH-02J」の新規契約/機種変更は、MNPよりも安い実質2万736円で、MONOとらくらくスマートフォンを除くスマホでは最安。「Xperia X Compact SO-02J」と「Disney Mobile on docomo DM-01J」はいずれの契約形態でも実質2万6568円となる。
そして何といっても目を引くのが、ドコモオリジナルスマホ「MONO MO-01J」の一括価格が648円と激安なこと。これは端末購入サポートを引いた額で、1年以内に機種変更または解約をすると、1万5876円(税込)の解約金が発生する。
ドコモスマートフォンの新機種。左上から「Xperia XZ SO-01J」「Xperia X Compact SO-02J」「arrows NX F-01J」「V20 PRO L-01J」「AQUOS EVER SH-02J」「MONO MO-01J」「Disney Mobile on docomo DM-01J」
「AQUOSケータイ SH-01J」と「P-smartケータイ P-01J」は、MNPと新規契約だと実質0円となるほか、「らくらくホン F-02J」もMNPなら実質0円。スマートフォンを実質0円で販売すると総務省のガイドラインに抵触するが、ケータイなら問題ないと判断した形だ。
「らくらくスマートフォン F-04J」は契約変更のみ実質648円と安い。これはケータイ(FOMA)ユーザーからの乗り換えを促進する施策だと思われる。MONOより1年間縛りの期間が長いが、ケータイから乗り換えて2年間使えば、端末にかかるコストは実はMONOと変わらない。
端末の種類 | 機種名 | 発売日 | 一括価格 | 実質価格 (MNP) |
実質価格 (新規契約) |
実質価格 (契約変更) |
実質価格 (機種変更) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ドコモスマートフォン | Xperia XZ SO-01J | 11月上旬 | 未定 | 2万6568円 | 3万7584円 | ||
Xperia X Compact SO-02J | 11月上旬 | 未定 | 2万6568円 | ||||
AQUOS EVER SH-02J | 11月上旬 | 未定 | 2万6568円 | 2万736円 | |||
MONO MO-01J | 12月上旬 | 648円 (※端末購入サポート適用時) |
− | ||||
arrows NX F-01J | 12月上旬 | 未定 | 2万6568円 | 4万2768円 | |||
Disney Mobile on docomo DM-01J | 2月 | 未定 | 2万6568円 | ||||
V20 PRO L-01J | 2月 | 未定 | 2万6568円 | 3万7584円 | |||
ドコモケータイ | AQUOSケータイ SH-01J | 10月21日 | 3万3696円 | 0円 | 1万9440円 | ||
P-smartケータイ P-01J | 11月上旬 | 未定 | 0円 | 1万9440円 | |||
らくらくシリーズ | らくらくホン F-02J | 12月中旬 | 未定 | 0円 | 2万8512円 | ||
らくらくスマートフォン F-04J | 3月 | 未定 | 1万368円 | 648円 | 1万368円 | ||
ドコモキッズ | キッズケータイ F-03J | 2月 | 未定 | ||||
データ端末 | Wi-Fi STATION N-01J | 3月 | 未定 |
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