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iOS版Gmail、久々のアップデートでUIや検索が大幅改善
iOS版Gmailがバージョン5.0.3になり、ようやくMaterial Designが採用された他、メールの送信取り消し機能やSpotlight検索のサポートなどが追加された。
米Googleは11月7日(現地時間)、iOS版のメールアプリ「Gmail」とカレンダーアプリ「Googleカレンダー」の大幅アップデートを発表した。
iOS版Gmailはこれまで、Android版と比較してユーザーインタフェース(UI)や機能で大きく後れを取っていたが、このアップデートでかなりAndroid版に近くなった。
ユーザーインタフェースがようやく「Material Design」になった他、主に以下のような新機能が追加された。
- 検索機能の高速化:検索が高速化するだけでなく、予測検索機能が利用できる
- 送信の取り消し:Androidでは可能な「送信取り消し」機能。送信後30秒までのメールを取り消せる
- スワイプでのアーカイブ:メールのリスト表示で右スワイプしたメールをアーカイブ(設定によっては削除)できる
Googleカレンダーのアップデートでは、月ビューと週ビューを横向きで表示できるようになった。また、Spotlight検索に対応し、カレンダーに登録した予定、リマインダー、ゴールを検索できるようになった。太陽暦以外の暦(太陰暦、イスラム暦、ヒンドゥー暦など)もサポートした。
なお、GoogleカレンダーはまだiPadには最適化されていない。
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