auの“ママスマホ”第2弾「rafre」登場 泡ボディーソープでも本体洗浄可能【画像追加】:DIGNOからブランド独立
泡ハンドソープで本体を洗えることが大きな話題となった“ママスマホ”こと「DIGNO rafre」。その後継機種が、auの2017年春モデルとして登場する。モデル名だった「rafre」をブランドに格上げし、より“ママ”に優しいスマートフォンを目指したという。
KDDIと沖縄セルラー電話は1月11日、京セラ製Androidスマートフォン「rafre(ラフレ) KYV40」を3月上旬に発売することを発表した。
KYV40は、2015年冬モデルとして登場した「DIGNO rafre KYV36」の後継モデル。この機種から、従来はモデル名だったrafreを「DIGNO」と並ぶブランドとして位置付けた。これは「子育てをする女性(ママ)に焦点を当てたスマホであることを、より明確にするため」(関係者)だ。
KYV36で大きな反響を呼んだ泡ハンドソープを使った本体洗浄は、新たに泡ボディーソープにも対応した。本体は温水防水(43度以下)にも対応しているため、風呂やシャワーのついでに本体を洗うこともできる。ただし、キッチン用のハンドソープや業務用・無添加・アルカリ性のハンドソープ・ボディーソープでの洗浄はできない。
ママ向けの機能強化ポイントとしては、「クックビュー」が挙げられる。この機能は、近接センサーを利用してレシピ確認(画面スクロール)、タイマー操作や電話の着信応答を本体に触れずに行えるというものだ。また、天気予報次第で設定時間よりも15〜60分早くアラームを鳴らせる「天気予報アラーム」も新たに搭載した。
プロセッサはQualcommの「Snapdragon 430」(CPU部は1.4GHz 4コア+1.1GHz 4コア)を搭載する。メインメモリは2GB、内蔵ストレージは16GBを備える。外部ストレージはmicroSDXC(最大200GB)に対応する。ディスプレイは5.0型HD(720×1280ピクセル)のTFT液晶を搭載している。
バッテリー容量は3000mAhで、Quick Charge 2.0に準拠した急速充電が可能だ。外部接続端子はUSB Micro-Bとなっている。アウトカメラには1300万画素、インカメラには500万画素のCMOSセンサーをそれぞれ備えている。おサイフケータイ(NFCは非対応)、ワンセグも搭載している。
OSはAndroid 7.0をプリインストールしている。
実機画像
機種名 | rafre KYV40 |
---|---|
メーカー | 京セラ |
OS | Android 7.0 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 430(MSM8937)/1.4GHz 4コア+1.1GHz 4コア |
メインメモリ | 2GB |
内蔵ストレージ | 16GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大200GB) |
ディスプレイ | 約5型 HD TFT液晶 |
解像度 | 720×1280ピクセル |
連続通話時間 | 測定中 |
連続待受時間 | 測定中 |
バッテリー容量 | 3000mAh(ユーザーによる交換不可) |
アウトカメラ | 有効約1300万画素CMOS |
インカメラ | 有効約500万画素CMOS |
ボディーカラー | ペールピンク、クリアホワイト、ライトブルー |
サイズ | 約71(幅)×142(高さ)×10.4(奥行き)mm |
重量 | 約158g |
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