Y!mobile、シャープ製Android One「S1」を2月下旬に発売
Y!mobileが、Googleの「Android One」に準拠したシャープ製スマートフォンの新モデルを投入する。2月下旬以降の発売を予定している。
ソフトバンクとウィルコム沖縄は1月18日、シャープ製Androidスマートフォン「S1」を発表した。2月下旬以降の発売を予定している。
S1は、Googleがキャリアやメーカーと共同で提供する「Android One」に準拠した機種。プリインストールアプリが必要最低限であることと、発売から最低2年間のセキュリティアップデートと、18カ月間に最低1回のOSバージョンアップを保証していることが特徴だ。なお、出荷時のOSはAndroid 7.0となる。
プロセッサはQualcommの「Snapdragon 430」(CPU部は1.4GHz 4コア+1.1GHz 4コア)を搭載する。メインメモリは2GB、内蔵ストレージは16GB(ユーザーが使える領域は約8.5GB)を備える。外部ストレージはmicroSDXC(最大256GB)に対応している。ディスプレイはフルHD(1080×1920ピクセル)の5型IGZO液晶を搭載している。
バッテリー容量は2530mAhで、ユーザーによる交換はできない。Qualcommの急速充電規格「Quick Charge 2.0」に対応しており、対応充電器を利用することでバッテリー残量なしの状態から約145分で満充電にできる。
アウトカメラは1310万画素、インカメラは800万画素のセンサーを備えている。インカメラの画素数の高さは、S1のセールスポイントの1つだ。
モバイル通信はLTE(Band 1/3/8)、AXGP(Band 41)、W-CDMA(Band 1/8)とGSM(900/1800/1900MHz)に対応している。最高通信速度は下りが112.5Mbps、上りが37.5Mbps(ともにLTE接続時の理論値)となっている。無線LAN(Wi-Fi)は、IEEE 802.11a/b/g/n(2.4GHz帯・5GHz帯)に対応している。
ボディーサイズは約69(幅)×143(高さ)×8(奥行き)mmで、重さは約134gだ。カラーはホワイト、ブラック、ピンク、ターコイズの4色を用意する。ボディーはIPX5/IPX7等級の防水性能とIP6X等級の防塵(じん)に対応している。
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