auの「INFOBAR」が「トランスフォーマー」に変形!――KDDIとタカラトミーがコラボ
auの「INFOBAR」が、新たなカタチでよみがえる。初代「INFOBAR」が「トランスフォーマー」に変形する携帯電話型玩具が登場。クラウドファンディング限定で販売する。
KDDIとタカラトミーが「au×TRANSFORMERS PROJECT」を開始し、初代「INFOBAR」と「トランスフォーマー」をモチーフにした携帯電話型玩具を販売する。2月1日からクラウドファンディングサービス「Makuake」で申し込みを受け付ける。
トランスフォーマーはハリウッド映画化10周年、KDDIはINFOBARのシリーズである「au design project」が15周年を迎えるという節目でもある。KDDIのユーザー体験価値向上を目指した「CHANGE(変化)」と、トランスフォーマーの「変形・変化」する考えが共鳴したことでプロジェクトが始動した。
初代INFOBARを再現した“携帯モード”から“ロボットモード”に変形させられる。ロボットはトランスフォーマーの人気キャラクター「オプティマスプライム」「バンブルビー」「メガトロン」を採用した。
玩具は「INFOBAR OPTIMUS PRIME(NISHIKIGOI)」「INFOBAR BUMBLEBEE(ICHIMATSU)」「INFOBAR MEGATRON(BUILDING)」の3体をラインアップする。購入できるのは3体セットとOPTIMUS PRIME単体のみ。価格(税込)は3体セットが1万6200円、OPTIMUS PRIMEが5400円。サイズは携帯モードが43(幅)×156(高さ)×17(奥行き)mm、ロボットモードが69(幅)×152(高さ)×36(奥行き)mm。
本物のケータイとしては使えないが、Bluetoothを内蔵しており、スマートフォンと連携して電話着信や新着メールなどの通知をLEDランプで知らせてくれる。BluetoothのペアリングはiPhoneとAndroid端末両方で行える。ボタン電池を採用しており、ペアリングした状態で1カ月程度持続する。
携帯モードは、カラーバリエーション「NISHIKIGOI」「ICHIMATSU」「BUILDING」をはじめ、初代INFOBARの外観を完全再現しており、INFOBARのフラットなボディーも崩していない。本物のINFOBARと素材は完全に同じではないが、光沢感のあるタイルキーやその凹凸もしっかりと再現されている。背面にはパーツの境目が見えるが、正面から見ると、本物のINFOBARと区別がつかないほど精巧に作られている。
モックアップなのでディスプレイは点灯しないが、代わりに壁紙のシートを入れる形となる(文字通り“壁紙”である)。壁紙シートは4種類を用意する予定で、うち1種類はトランスフォーマーのロゴをINFOBARカラーに変更したものとなる。さらに、初代INFOBARと同じパッケージも用意される。
スマートフォンの「INFOBAR A03」をモチーフにしたミニ携帯が付属しており、ロボットモードにした時に、手に持たせられる。
テストマーケティングを目的としているため、auの販路では取り扱わず、クラウドファンディング限定での販売となる。販売期間は2017年2月1日11時から3月30日18時までで、ユーザーには2017年9月末に届けられる予定。au以外のユーザーも申し込める。「目標金額に達したら販売する」という制約は設けず、申し込みをすれば確実に入手できる。
INFOBARは、au design projectの第1弾製品として、2003年10月に発売された。デザインは深澤直人氏が担当。折りたたみケータイ全盛の中で、タイル状の大きなキーを配置したバータイプの形状を採用し、大きな注目を集めた。ユニークなカラー名も特徴で、NISHIKIGOI、ICHIMATSU、BUILDINGのほか、ANNINも追加された。ケータイでは2号機、スマートフォンでは4機種が発売され、根強い人気を誇るシリーズとなっている。
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