「Android Wear 2.0」がやってきた!(バージョンアップ編):ふぉーんなハナシ
愛用している「Fossil Q Marshal」のOSをAndroid Wear 2.0に更新してみました。
ITmediaガジェット編集部でウェアラブルといえば「Apple Watch」がデファクトスタンダードです。そんな中、筆者は2016年10月からFossil(フォッシル)の「Q Marshal」というAndroid Wear端末を愛用しています。米国旅行中に“衝動買い”したものですが。
2017年2月、Q Marshalに「Android Wear 2.0」の配信が決定しました。Android 7.1ベースで、Android Wearとしては初のメジャーバージョンアップとなるOSです。
Android Wear 2.0の見どころはいろいろありますが、「Google Play」からスタンドアロンでアプリをインストールできることは特に大きなポイント。まだかまだかとバージョンアップを待っていました。
そんな中、Android Wearのサポートフォーラムの「Introducing Android Wear 2.0」というスレッドを読んでいたところ、4月4日までにQ Marshalの兄弟機である「Q Founder」にAndroid Wear 2.0を配信することが判明し、その情報が出た3日後にはQ Marshalへの配信準備が整ったことも分かりました。ついに時は来たのです。
Android Wearのアップデートは「順次配信」となっているため、全ての個体が一斉にアップデートできるわけではありません。筆者の場合、今回のバージョンアップは期日ギリギリとなる4月4日の正午過ぎに配信されました。
ダウンロードはスマートフォンのモバイル通信を使いましたが、今までのバージョンアップより時間がかかりました。メジャーバージョンアップだからかもしれませんし、ダウンロードが集中したからかもしれません。ダウンロード後のソフトウェアの書き換えも、若干時間がかかりました。ダウンロードと適用で、合計約1時間ぐらいでしょうか。
ソフトウェアの書き換え完了後、最初にやることはGoogleアカウントのコピー。Google Playのスタンドアロン利用には必須の作業です。Wear側の操作後、ペアリング済みのスマホ側で「Android Wear」アプリを立ち上げ、画面の指示に従うとスマホと同じGoogleアカウントがコピーされます。
アカウント情報のコピー後、「このログインに心当たりはあるか?」という旨の通知がスマホに出ることがあります。通知をタップして出た画面で「はい、心当たりがあります」を選択すれば問題ありません。
晴れてAndroid Wear 2.0で生まれ変わったQ Marshal。その使用感はどうなのでしょうか。後日公開の「利用編」をお楽しみに……!
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