ドコモ、働き方改革に向けたテレワークソリューション「オフィスリンク+」提供開始
NTTドコモは「働き方改革」推進の一環として、テレワークソリューション「オフィスリンク+」を7月3日から提供開始。日本マイクロソフトのコミュニケーションプラットフォーム「Skype for Business」と組み合わせれば、より便利に活用できる。
NTTドコモは、中期戦略2020「beyond宣言」で掲げている「働き方改革」推進の一環として、テレワークソリューション「オフィスリンク+」を7月3日から提供する。
オフィスリンク+は、社員と顧客の連絡先情報を一元管理するクラウド電話帳サービス「Phone Appli for オフィスリンク」と、全国型モバイル内線サービス「オフィスリンク」を組み合わせたもの。スマートフォンに連絡先情報が残らないので、紛失などによる顧客情報漏えいを防止できる。クラウド電話帳をビジネスコミュニケーションのポータルとし、日本マイクロソフトの「Skype for Business」などと連携する。
Skype for Businessは、在席状況(プレゼンス)、インスタント メッセージング(IM)、オンライン会議などの機能を備えたコミュニケーションプラットフォーム。オフィスリンク+とSkype for Businessを組み合わせて導入することで、クラウド電話帳の組織ツリーやお気に入りから通信相手や連絡手段を選べるようになる。
これにより、在宅勤務時やサテライトオフィス勤務時のコミュニケーションが活性化するほか、勤務時間外の着信を代表電話などに転送することで、勤務時間を適正化できるようになる。価格は月額200円(税別)/IDで、申し込みはドコモ法人営業担当、ドコモビジネスオンラインで受け付ける。
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