Android TV搭載STB「ドコモテレビターミナル」が1月30日発売 4K・HDR対応で1万円台半ば
ドコモの映像サービスを全て楽しめるセットトップボックス(STB)が登場する。4K出力やHDR出力にも対応し、価格は1万円台半ばを見込む。
NTTドコモは1月30日、Huawei製Android TVセットトップボックス(STB)「ドコモテレビターミナル」を発売する。同社が提供する全ての映像サービスを利用可能で、4K・HDR映像の出力にも対応している。ドコモオンラインショップでの販売価格は1万5600円(税別)。
ドコモテレビターミナルは「YouTube」「Google Playビデオ」の他、ドコモが提供する以下の映像サービスに対応している。
- dTV
- dTVチャンネル(1月30日サービス開始)
- dアニメストア
- DAZN for docomo
- ひかりTV for docomo(2018年春サービス開始予定)
ポート類はHDMI 2.0端子、Ethernet端子(1000BASE-T対応)、USB 3.0端子とUSB 2.0端子を備える。ワイヤレス接続は無線LAN(IEEE 802.11ac/a/b/g/n)とBluetooth 4.2に対応する。
HDMI端子は4K解像度(3840×2160ピクセル)とHDR(高ダイナミックレンジ)映像の出力に対応している。対応するHDRフォーマットは「HDR10」「Dolby Vision」「HLG」で、後二者は「ひかりTV for docomo」サービス開始時に実施するソフトウェア更新で利用可能となる。
USB端子にハードディスクを接続すると、ひかりTV for docomoのテレビ番組(地上・BSデジタル放送の再送信を含む)を最大2番組まで同時録画できる。最大3番組まで同時受信できるため、番組録画中にさらに別の番組を視聴することもできる。録画した番組はホームネットワークを介してスマートフォンやタブレットで視聴できる。4月提供予定の専用アプリを使えば、外出先からも録画番組を楽しめる。
付属のリモコンはBluetooth接続で音声入力用のマイクを備えている。赤外線リモコン機能も備えており、主要なメーカーのテレビを操作できる。
メインメモリは3GB、内蔵ストレージは16GBを備える。本体サイズは107(幅)×107(奥行き)×25.5(厚さ)mmで、重量は209g。OSは「Android TV 7.0」だが、日程未定ながら「Android TV 8.0」へのバージョンアップを予定している。
ドコモテレビターミナルキャンペーン(3月31日まで)
同社では、ドコモテレビターミナルの発売に合わせたキャンペーンを実施する。
ドコモテレビターミナルを購入した同月内に「dTV」「dTVチャンネル」「dアニメストア」「DAZN for docomo」のいずれかに新規加入すると、期間・用途限定の「dポイント」が以下の通りもらえる。
- 「ドコモ光」の新規加入・転用も同月内に行った場合:8000ポイント
- 「ドコモ光」の既存契約者、未契約者:3000ポイント
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