ヤフー、バーコード決済サービスを提供開始 ヤフオク!ドームや居酒屋などで
「Yahoo! JAPAN」アプリにバーコードを表示し、店舗の端末やレジに提示して決済できるサービス「コード支払い」がスタート。今秋には店舗側の提示するQRコードをアプリで読み取って決済する店舗提示型のQRコード決済サービス「読み取り支払い」も予定する。
ヤフーは、6月5日にバーコード決済サービス「コード支払い」を提供開始した。
本サービスは決済サービス「Yahoo!ウォレット」の新機能で、「Yahoo! JAPAN」アプリから利用可能。アプリにバーコードを表示し、店舗の端末やレジに提示・読み取りを行うと支払いが完了する。支払い方法は登録済のクレジットカード払い、コンビニエンスストアや銀行口座などからチャージした「Yahoo!マネー」の2種類から選択できる。支払い金額に応じて200円(税込)につき1ポイントのTポイントがたまる。
当初の対象店舗はタマホーム スタジアム筑後(6月5日導入)、ヤフオク!ドーム(6月12日導入)、Joshin、Joshinアウトレット(6月8日導入)など。2018年8月には、白木屋、魚民、笑笑、山内農場など、モンテローザが経営する居酒屋でも導入する。対象店舗は順次拡大していく。
コード支払いの開始を記念し、福岡ソフトバンクホークスが主催するヤフオク!ドームの試合で割引キャンペーンを実施。ヤフオク!ドームコンコース内の飲食売店(ワゴン販売除く)で500円(税込)以上の買い物をすると200円を割り引く。期間は6月12日から今秋のプロ野球シーズン終了まで。
また、2018年秋には店舗側の提示するQRコードをアプリで読み取って決済する「読み取り支払い」を提供予定。加盟店はQRコードを店頭に掲示するだけで簡単に導入でき、特別な設備投資を必要としないため小規模な店舗でも取り入れやすくなっている。
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