大手通信キャリアの「株主総会」の季節 質問するために株式を保有する人も:Mobile Weekly Top10
KDDIとソフトバンクが定時株主総会を開催しました。株式の保有は「資産形成」のために行われるものと思われがちですが、中には「会社に質問したり意見したりする」ために保有するという人もいます。
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2022年6月23日〜2022年6月29日
- 「Xperia 10 IV」と「Xperia Ace III」はどちらが買い? スペックから使い勝手までを徹底比較
- 「不適切な販売どうして放置?」「5Gで特徴的なサービスがない」 KDDI株主総会で指摘、高橋社長の答えは?
- 「プラチナバンドを楽天に譲渡すべき」「PayPay黒字化はいつ?」 ソフトバンク株主総会で語られたこと
- ドコモに聞く「dポイントクラブ」改定の背景 なぜ契約年数を条件から撤廃したのか?
- 月20GBのスマホ料金で最安は? ギガも通話もお得に使える10サービスを徹底比較
- 楽天カードと楽天ペイが「マイナポイント第2弾」に参加 最大2万円相当の楽天ポイントをプレゼント
- iPhone 13 ProとPixel 6 Pro、どちらが“旅カメラ”に向いている? 宮古島で撮影してきた
- スマホのバッテリー劣化の指標「充電サイクル500回」って結局どういうこと?
- Y!mobileとUQ mobileのキャンペーンまとめ【6月25日最新版】 人気スマホを特価で手に入れよう
- 「Xperia PRO-I」ユーザーが「Xperia 1 IV」を買ったワケ 実機で違いを比較
ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2022年6月23日から2022年6月29日までの7日間について集計し、まとめました。
今回のアクセス数の1位は、ソニーのスマートフォン「Xperia 10 IV」と「Xperia Ace III」を比較した記事でした。従来のXperia AceシリーズはNTTドコモ専売モデルという扱いでしたが、第3世代にして初めて5G対応を果たしたXperia Ace IIIはドコモ以外のキャリアでも取り扱われることになりました。そのこともあって注目を集めているようです。
アクセス数の2位はKDDIの、3位はソフトバンクの株主総会のレポート記事でした。
法令上、株式会社は事業年度が終わった後、原則として3カ月以内に株主総会を招集しなくてはなりません。これを「定時株主総会」といいます。日本の多くの株式会社は「4月1日から翌年3月31日まで」の1年間を事業年度として設定しているので、6月までに定時株主総会が開かれます。事業年度は1年“以内”で設定すれば良いので、理論上は事業年度を「半年(6カ月)」「9カ月」といった設定にもできますが、先述の通り、事業年度が終わってから3カ月以内に定時株主総会を開くことになるので、手間が多くなる1年未満の事業年度設定はほとんど見かけません。
話がわき道にそれそうになりましたが、大手携帯電話事業者のうち、KDDIとソフトバンクは単独で株式を上場しているため、株主総会にはいわゆる「一般株主」も多く来場します。一般株主は配当(資産形成)を目的に株式を保有することが多い……と思われがちですが、経営陣に質問したり意見を伝えたりするために株式を保有するという人も少なからず存在します。中には複数の事業者(やその親会社)に同じ質問をする“同一人物”がいたりもします。
質問したり意見を伝えるために株式を保有するということは、ある意味で究極の「推し活」かもしれません。
関連記事
- 「Xperia 10 IV」と「Xperia Ace III」はどちらが買い? スペックから使い勝手までを徹底比較
ソニーの2022年夏商戦向け5Gスマートフォンから、「Xperia 10 IV」と「Xperia Ace III」を比較する。Xperiaシリーズの従来機からの買い換えにあたり、有力候補となりうる2機種の実力を検証した。 - 「不適切な販売どうして放置?」「5Gで特徴的なサービスがない」 KDDI株主総会で指摘、高橋社長の答えは?
KDDIは5月22日、第38期定時株主総会を開催した。2022年から2024年は5Gを中核に据えて事業変革を推進する。新中期経営戦略では、事業戦略を「サテライトグロース戦略」と位置付け、本格化を迎える5Gを中心に置き、通信を核とした注力領域を拡大していく。株主からの質問では、不適切な販売や3G停波後の影響、5Gサービスの今後について指摘があった。 - 「プラチナバンドを楽天に譲渡すべき」「PayPay黒字化はいつ?」 ソフトバンク株主総会で語られたこと
ソフトバンクは6月23日、都内で第36回定時株主総会を開催した。宮川潤一は「単なる通信会社にとどまるつもりはない」と、総合デジタルプラットフォーマーになるという方針を改めて説明した。700MHz帯を電波オークション経由で楽天に譲渡すべきという株主の意見に対して「全く考えられない」と一蹴した。 - ドコモに聞く「dポイントクラブ」改定の背景 なぜ契約年数を条件から撤廃したのか?
NTTドコモの共通ポイント「dポイント」の新たな会員プログラムがスタートした。これまでの「ステージ制」から「ランク制」となり、ランクアップの仕組みや特典が大幅に変更された。このランク制の導入には「『dポイントがたまる、使える』をもっと実感してほしい」という背景があったという。 - 月20GBのスマホ料金で最安は? ギガも通話もお得に使える10サービスを徹底比較
6月9日にahamoが「大盛りオプション」の提供を始め、合計100GBまでデータ容量が増やせるようになった。一方「そもそも100GB使うのか」といった声もある。そこで、月のデータ容量は20GBのまま、お得に使えるプランを調べてみた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.