メカトンボ襲来(2/2 ページ)
さて、トンボ観察はこのくらいにして、肝心の飛行実験に移ろう。なぜか空を飛ぶモノが大好きなITmedia編集部では、今回も4人の自称精鋭たちが集った。しかも、トンボに合わせたか、麦わら帽子+ランニングシャツ+半ズボンの“夏休みルック”を持参した猛者まで出現……彼はIT戦士(見習い♂)のY。4月に入社したばかりの新人である。もちろん、先輩記者たちが脅してやらせたわけではなく、あくまでも自発的な行動である。決して強制などしていない。
……ホントですって。
脱線した。
メカトンボをリリースするときは、羽根が水平になるように気をつけよう。そうすれば、“力まかせ”と形容するのがぴったりとくる力強い飛行を見せてくれる。かなりのハイテクにもかかわらず、それを全く感じさせない姿は、まさに特撮の世界だ。しかも、バサバサという羽音にモーターとギアの甲高い音が混じり、妙にメカニカルな音を作り出しているトコロもポイントだろう。はっきり言って、異様な音である。
仮に、予備知識のない状態でメカトンボが自分のほうに向かって飛んできたら、おそらく恐怖で逃げ出すか、思わずゴキブリのようにスリッパで叩き落とすかのどちらかだ。実際、公園でくつろいでいた人たちも、メカトンボの奇妙な音と姿に目が釘付け(夏休みルックが注目を集めたという説もある)。そのへんを歩いていた野良猫でさえ、メカトンボに興味津々だ。
一方、夏休みルックのYは、なぜか通りがかりのマダムに写メを撮られている。どうやらタレントのロケと勘違いされた模様だ。単なるIT戦士(見習い♂)で申し訳ない。
また脱線した。
メカトンボの操縦性は悪くない。風にさらされる屋外だったため、思うように上昇させることはできなかったのが残念だが、左右の旋回は非常に素直だ。テールローターの回転で体の向きを変える方式のためか、まっすぐには飛びにくいのだが、いったんレバーをおろせば想像以上に反応はクイックだ。
なお、コントローラには「エキスパート」と「ビギナー」を切り替えるスライドスイッチが用意されていて、ビギナーに合わせると旋回スピード(ロータの回転速度)が遅くなる。また、飛行スピードを落とし、機体の安定性を増すテールリボンも付属しているため、最初はこれらを活用すると慣れやすいようだ。
力強く、素直な飛行が持ち味のメカトンボだが、やはり風のある屋外では分が悪い。ちなみにWowWeeのWebサイトでメカトンボが飛ぶ様子を動画で紹介しているが、こちらは背景が屋内ばかりである。どうやら本国では屋内用として販売されているようだ。
日本の家事情や飛行する様子を考え合わせるとメカトンボが“屋外用”になった理由はなんとなく理解できるが、できればWowWeeの動画のように、風のない大空間で存分に飛ばしてみたいという気持ちになる。休日の体育館などで遊んだら、きっと楽しいだろう。あるいは「ゴ○ラ対メカトンボ」などという特撮映画を作っても面白いかもしれない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
7
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
8
「ペンギンを返して」 Suica新キャラ候補3案公開でSNSに戸惑いの声 一般投票は8日から
-
9
早すぎる 「めっちゃカメレオン」Switch 2版、即日10万本突破
-
10
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR