最大のサプライズはAndroid躍進 2010年のIT業界トレンド(1/2 ページ)
2010年代の始まりに、世界は不況のどん底で経済は凍り付いていた。テクノロジー企業は沈まないようにともがき、ITビジネスは供給過剰と需要不足に直面した。だが東海岸が雪解けを迎えているのとともに、前年に動き出した製品や技術が今、不況を振り払って花開こうとしているところだ。
おそらく、2010年最大のサプライズはAndroidだろう。「今年最大のニュースは、スマートフォン市場でGoogleのAndroidのシェアが爆発的に伸びたことだ」とeWEEKの西海岸のマネージング・エディター、ジョン・パラットは言う。「2009年後半のほぼスタンディングスタートの状態から、2010年第3四半期にはシェア19%まで行った」
AndroidはLinuxとJavaを基盤に活用し、主にクラウドをベースとすることで知られている。Androidの中核アプリの多くは、Googleのサーバへの高速接続に依存したクラウドアプリだ。
Androidの劇的な成長は、一部はITが一般消費者向けになっているという大きな動きに関連している。Androidデバイスの普及拡大に加え、iPad、iPhoneなどの個人向けデバイスは企業のIT部門にとって課題を生み出している。IT部門はこれらのデバイスをサポートしつつ、企業のセキュリティを守らねばならない。
「Gartnerは、今年スマートフォンは96%伸びたとしている」とeWEEKでワイヤレス分野を担当するシニアライター、ミシェル・メイストは語る。「価格が下落している。それにより携帯キャリア各社は次世代ネットワーク立ち上げを迫られている」
Androidの台頭が今年の大事件だったという点についてはメイストも同意見だ。「iPhoneも(BlackBerryの)RIMも飛び越えた。シェアは25~26%に高まった。1年前は誰も予想していなかったことだ。特にこの不況の中で、これほど早くここまで伸びたのは興味深い」
メイストは、ワイヤレス業界があらゆる分野で好調に伸びていたことも指摘している。スマートフォンに加えて、タブレットも同様に利用が急増したとしている。
「皆がAppleに後れを取っている」と彼女は言う。「わたしは懐疑的だ。タブレットに巨大なニーズがあるという確信はない。人々が実際にタブレットで何をやっているかも分からない」
Editorial items that were originally published in the U.S. Edition of “eWEEK” are the copyrighted property of Ziff Davis Enterprise Inc. Copyright (c) 2011. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
6
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
7
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR