今日から始めるデジカメ撮影術
第137回 早春の花とメジロの関係(2/3 ページ)
梅の花を撮る、と、ちょっとレンズ選びの話
花でも撮りにいくかというとき、どんなレンズを用意するかは悩むところ。レンズ交換はめんどくさいなとか、荷物は最小限にとどめたいなとか、重いレンズを持って歩くのはしんどいなと思ったら、マクロ撮影に強いズームレンズが1本あると便利。
エントリー向けの標準レンズ(18-55mmくらい)はそれなりに寄れるけれども、花を撮るには望遠側が弱い。ワンランク上の高倍率ズームレンズ(18-135mmとか18-200mm)は便利なのだが、撮影最短距離が4~50センチの製品が多くてあまり寄れない。
小さなものを大きく撮りたいときの目安になるのは撮影最短距離ではなく、撮影最大倍率。単焦点のマクロレンズは基本的に1:1だ。フィルム時代の感覚なので、「被写体がまったく同じ大きさでフィルムに写る」サイズと思っていい。APS-Cサイズの撮像素子で撮影倍率が1:1だと、APS-Cサイズの被写体(およそ24×16ミリ)が画面いっぱいに撮れるということだ。
18-200ミリ相当の高倍率ズームレンズの場合、最大撮影倍率が1:4くらいか。めいっぱい大きく撮っても1/4サイズくらいということだ。
以前、手頃な価格とサイズと焦点距離でそれなりに大きく撮れるズームレンズはないものかと探したことがあって、その時にシグマ「17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO HSM」を見つけた(今は手ブレ補正がついた新型に切り替わっている)。このレンズはAPS-Cサイズの一眼レフにつけると90ミリ相当のそこそこの望遠レンズとして使え、撮影最大倍率は1:2.7とこれもまたそこそこ寄れるので重宝している。
レンズはいろんな会社から出てるので、マクロ撮影をしたいときは予算と性能のバランスを見ながらレンズを探してみましょう、という話だ。クオリティ重視なら単焦点マクロレンズを1本持っておくといいい。
で上記のレンズの場合、
このくらい寄れる。
そんなわけで、ここから梅の話。
梅は長く少しずつ咲くので梅園は1カ月ほど賑わい、梅祭りもしてたりするので愛でる機会も多いはず。
まず「梅の花」を撮る。大事なのは無数に咲いてる花から、日差しがあたってて見栄えがして撮りやすい花(つまり気に入った花)を探す。注目した主役の花以外の花の様子(まだつぼみなのか、もう枯れてるのか、同じように咲いてるのか)、背景はどんな感じかもチェックする。
それによって同じ梅でも雰囲気が違ってくるから面白い。
梅は枝の形も面白い。枝垂れた(しだれた)梅もあるけれども基本的には上に向かってククククッという感じで伸びていく。 それに、枝の出方が独特で面白いのだ。桜のような満開感はないけれども、木の形自体も楽しめるのは梅ならでは。
しだれた梅の枝を幹から少し離して撮ってみたが、幹とかぶせた方が同じ木という感じが出るかなと撮り直し。でも梅園のように梅の木がたくさんあると1本の梅の木の枝っぷりを写真におさめるのは難しい。そんなときは思い切り逆光のシルエットにしちゃえ。そうすると枝の形だけが残る。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
2
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
3
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
4
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
5
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
6
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
7
Apple、「iPad mini」を大幅刷新 8.5インチOLEDとA20 Pro搭載、防水にも対応 11万9800円から
-
8
ジョーシンへの不正アクセス、最大623万件漏えいか 運転免許証2件・マイナカード1件なども
-
9
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
-
10
野村総研、サイバー攻撃時の「能動的なシステム停止」を支援する新サービス
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR