自分撮りと夜景が楽しくなるカジュアルカメラ――オリンパス「PEN Lite E-PL7」(2/2 ページ)
新しいアートフィルターやムービーエフェクトを追加
同社製品ではおなじみのアートフィルター機能については、「ヴィンテージ」と「パートカラー」の2つが追加され、合計14モードが用意されている。「ヴィンテージ」では褪色した銀塩プリントのようなイメージで撮影でき、「パートカラー」では指定した色以外をモノトーンに仕上げられる。
そのほか、複数の写真を組み合わせて1枚の写真として記録するフォトストーリー機能や、マニュアルフォーカス時のピーキング機能、Wi-Fi経由によるスマホとの連携機能などを「PEN Lite」シリーズとしては初めて搭載した。動画用のエフェクトには「オールドフィルム」が、シーンセレクトAEモードには「流し撮り」がそれぞれ追加されている。
AFについては、同社が「ハイスピードイメージャAF」と呼ぶコントラスト検出方式を継承する。試用では、動体撮影以外では大きなストレスを感じないAFスピードを実感できた。AF測距点は、従来モデルE-PL6の35点から81点に細分化している。また手ぶれ補正は、一般的な上下左右の角度ぶれ補正に、回転ぶれ補正を加えた3軸補正に対応する。
懐かしさが漂うクラシックカメラ風の新デザイン
ボディは、E-PL6からデザインを一新した。やや横に長いシルエットラインを「PEN Lite」シリーズから受け継ぎつつ、上位の「PEN」シリーズのようなオールドカメラ風味を取り入れている。特に今回試用したシルバーのモデルは、銀と黒のツートーンでまとめられ、どことなく懐かしさが漂っている。このほか、ホワイトとブラックのカラーバリエーションが選べる。
撮像素子には1605万画素の4/3型Live MOSセンサーを、画像処理エンジンには「True Pic VII」をそれぞれ搭載する。画質は、彩度とコントラスト、シャープネスがほどよく強調された見栄え重視の傾向だ。もちろん好みに応じてカスタマイズすることもできる。
トータルとしては、小型軽量ボディに満載した多機能と、自分にとって使いやすいように各種操作をカスタマイズできる柔軟性に好印象を受けた。メインターゲットは、エントリーユーザー層だが、中級者以上が使っても満足できる内容といっていい。ただし、ストロボとビューファインダーを搭載していない点は、人によっては気になるはず。付属する小型ストロボを持ち歩くのは意外と面倒である。
E-PL7は、カジュアルと多機能を両立したミラーレスカメラだ。自分撮りやフリーアングル撮影、スマホとの連携、ライブコンポジットによる夜景撮影を気軽に楽しみたい人には有力な選択候補になるだろう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
2
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
3
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
4
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
5
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
-
6
ジョーシンへの不正アクセス、最大623万件漏えいか 運転免許証2件・マイナカード1件なども
-
7
野村総研、サイバー攻撃時の「能動的なシステム停止」を支援する新サービス
-
8
タイムズカー流出で顧客らが損害賠償求め運営会社提訴へ サイト開設の弁護士が記者会見
-
9
Xの「いいね」長押しで1ドル送金 マスク氏が“投げ銭”機能を予告
-
10
「漏えい」の一言で素通り客が振り返る──相次ぐ情報流出の中で開幕のセキュリティ展示会 来場者の態度も激変
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR