ネットにつながる「IoTイノシシ罠」も 格安SIMでアイデア実現、盛り上がる開発者たち(2/3 ページ)
例えば北海道帯広市で事業を営む十勝バスは、路線バス約130台にAir SIMを搭載したスマートフォンを設置。5秒に1回程度クラウドに位置データを送信し、バス利用者向けアプリでの運行情報サービスなどに役立てているという。
「北海道は雪が降り積もるので、路線バスがよく遅れるし、スムーズな乗り換え方法が分からない利用者も多い。バスがネットにつながって、お客さんが外で凍えることなく適切なバスに乗れるようになった」(玉川社長)
スタートアップでの利用も広がりつつある。スマートフォンアプリからの遠隔操作でドアのカギを開けられる“スマートロック”サービス「Akerun」は、デバイスをインターネットと常時接続するための仕組みにSORACOM Airを活用。専用端末とサービス、Air SIMカードを合わせてユーザーに提供している。
ユーザーが大便をもらしてしまうことを防ぐ“世界初の排泄予知ウェアラブル端末”こと「DFree」も、SORACOM Airとの連携を検討しているIoTサービスの1つだ。従来は排泄サインをBluetoothでスマートフォンに通知するモデルだけを開発していたが、SORACOM Airを活用し、単独でモバイル通信を行える3Gモデルを視野に入れているという。
携帯ショップで「社長来てくれ」……法人契約の壁にびっくり
「ITを用いたサービスを新たに立ち上げようとしている企業やスタートアップは、通信で困っているところが多い」――玉川社長はこう話す。
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“未来IT”で世界を変える すごい国産スタートアップ
IoTや人工知能など、一昔前には存在しなかった新テクノロジーで私たちの生活を変えようと挑戦するスタートアップ。彼らはクラウドを活用し、従来ならインフラの制約から大企業にしかできなかったサービス開発をものすごいスピードで実現しています。本特集では、「最新ITを用いたスモールスタート」で急加速している国産スタートアップに注目。彼らが打ち込む新サービスのすごさと、その情熱を伝えます。
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