体当たりッ!スマート家電事始め
カシオの新型スマートウォッチ「WSD-F30」をスキー場で体験してきた(1/3 ページ)
2019年1月18日に「WearOS by Google」(以下:Wear OS)を搭載するカシオのスマートウォッチ“PRO TREK Smart”「WSD-F30」が発売される。今回はWSD-F30のプレス向け体験イベントに参加し、スマートウォッチとスキー&スノーボードアプリ「Ski Tracks」の組み合わせを試した。
WSD-F30は、17年4月に発売された現行モデル「WSD-F20」に続くGPS内蔵スマートウォッチだ。オフラインで使える地図ダウンロード機能が特徴で、例えばアウトドアアクティビティの際、スマホを一緒に持ち歩かなくてもGPSトラッキングに活用できる。
本体は米軍の物資調達規格であるMILスペックに準拠した堅牢性能と、5気圧防水対応を誇るタフネス設計。アウトドア向けリストデバイスとしての信頼性も高い。Wear OSがプラットフォームになるので、対応する様々なアプリを追加して機能を拡張できる。これらはWSD-F20から継承する特徴だが、WSD-F30はさらに3つの点で大きく進化した。
まず電源寿命が大幅に延ばせる駆動モード「エクステンドモード」が追加された。WSD-F30は本体に1.2インチのカラーOLEDとモノクロ液晶による2層構造のタッチディスプレイを搭載しており、通常のバッテリー駆動モードでは2層ディスプレイと通信系の機能であるGPS、BluetoothにWi-Fiをすべてオンにしながら電池寿命は約1.5日だ。
しかし、新設のエクステンドモードを選ぶと、通常はモノクロ画面のまま時刻などを表示し、本体のボタンを押した時だけにカラー表示へ切り替わることでバッテリーの消費を抑制。スマホと接続せずスタンドアローンで使うことになるが、1回のフル充電で、「GPSオンのまま最大3日間の泊まりがけアクティビティに対応できる」という。さらにモノクロの時計だけを表示する「マルチタイムピースモード」を選んだ場合、電池寿命は約1カ月にも及ぶ。
実機を身に着けて使ってみると、昼間の晴れた屋外でもマップやウォッチフェイス、文字表示がさらにクッキリと鮮明に見えるようになった。晴れた日の屋外で使う時には、本体側面センターのボタンを3回クリックするとさらに画面が明るくなる「ブースト」機能も覚えておきたい。
モノクロ液晶の表示も不満はなし。エクステンドモードの設定でモノクロ液晶の画面表示をホワイトを基調にする「ブライト」を選択すれば、明るい場所でも画面をさらに見やすくできる。
モノクロ液晶には現在時刻のほか、ウォッチに内蔵するセンサーで計測した気圧や方位、高度情報も同時に表示できるようになった。商品企画に携わったカシオ計算機 開発本部 時計開発統轄部 リスト機器開発部 商品企画室の岡田佳代氏は「WSD-F20のユーザーから得たフィードバックを反映させながら、スマートウォッチとデジタル時計のPRO TREKシリーズの良いところを融合させた」と話している。
WSD-F30を実際に使い、腕時計としての装着感もとても良くなっていると感じた。ボディーのサイズ感が気にならないほどリストバンドが柔らかくしなやかになった他、かん足とバンドの間に“遊び”ができたためか、本体が手首にゴツゴツと当たる感覚もない。腕の細い女性でも心地よく身に着けられるスマートウォッチだと思う。
カシオの岡田氏は「リストバンドをユーザーが簡単に着脱できるようになったので、装着スタイルを自由に選べる交換バンドも反響を見ながら増やしていきたい」と話している。本機の発売に合わせ、カシオ純正オプションとして、スライドレバー式のナイロン製クロスバンドが発売される予定。アウトドアウェアの上からぐるっと巻き付けてマジックテープで簡単に着脱できるのが便利だ。ラグ幅は23mmのため、着脱交換ができるリストバンドもあるだろう。
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スマート家電の機能を使いこなせるようになれば、私たちの生活は豊かなものになるのだろうか? 実際の製品に可能な限り触れ、体験しながら、読者目線に立って攻略法を見つける新連載。執筆はAVライター山本敦氏。
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