「5G時代」、MWCはどう描いたのか(2/4 ページ)
これは、MWCとCESの出自の違いが大きい。
MWCは携帯電話関連の業界団体であるGSM Association(GSMA)が主催であるのに対し、CESはアメリカの家電・技術業界団体であるConsumer Technology Association(CTA)が主催である。前者はそもそも、携帯電話事業者のネットワーク構築や端末開発の技術に関わる調整を主体としており、出展者もまずはそうしたビジネスに関わる企業が多い。コンシューマ向けの企業も増えているが、CESに比べるとやはり業界向けだ。日本ではスマートフォンの新製品の話題が多く伝えられるだろうが、それは一面の姿でしかない。
MWCでは「5G」が話題だったのだが、それも、どちらかといえばB2B主体のイベントである、という性質が大きく影響している。5Gは端末よりもまず「設備」であり、その上で動く「サービス」だ。そこが主体となるなら、もちろんB2Bが主軸にならざるを得ない。
とはいえ、そこに、ディスプレイ技術やデバイス技術といった、従来の携帯電話業界イベントではそのまま扱われないようなものも対象に広がり、さらにはスタートアップ企業の参加も広がっているあたりが、MWCを「MWC」という名称に変えた理由、と言える。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
6
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
7
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR