体当たりッ!スマート家電事始め
睡眠不足を解消するヘッドギア「SmartSleep」を試して分かったこと(2/2 ページ)
アプリで「睡眠スコア」を可視化、成果は?
起床後に本体の電源が入っている状態でアプリの「データ」タグを選び、「今すぐ同期」をタップするとデータの吸い上げが始まる。
十分な睡眠時間と質が確保できれば「総合睡眠スコア」は100点に近付く。しかし就寝中にヘッドギアが外れてしまったり、睡眠が3時間以上取れていないとデータを取得できない。センサーと肌との間に髪の毛が挟まっているとやはりエラーと判定されてしまい、これが原因で何度か失敗した。
アプリの「データ」は、上部のタブを「睡眠グラフ」に切り替えると深睡眠の時間が分単位で分かる。そして「睡眠ブースト」という項目は、SmartSleepのオーディオトーンで深睡眠を拡張できた時間を示している。実際に睡眠の状態を数字で示されると、自分がどれだけ時間と質(深さ)の両面で良い眠りが得られていないか、よく分かった。睡眠時間や質を改善したいという意欲も沸いてきた。
しかし、寝ている間に本体が外れてしまったり、センサーと本体の間に髪の毛が挟まっていたりして、データが計測できていないことも度々あったので、筆者にはこの装着スタイルはやや不向きだったのかもしれない。また寝ているときに使うSmartSleepは、その恩恵を実感しにくい。「今朝は目覚めがいい」「日中の活力が持続する」と感じることもあったが、それがSmartSleepのおかげだという確信が持てず、やがて装着する機会が減ってしまった。
SmartSleepのコンセプトや技術はとても興味深いものだが、だからといってヘッドギア装着の煩雑さは軽減できない。理想としてはデバイスを装着する必要がないか、個々の睡眠習慣に柔軟に合わせられる仕組みが必要だと思う。SmartSleepはまだ登場したばかり。今後のアップデートに期待したい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
体当たりッ!スマート家電事始め
スマート家電の機能を使いこなせるようになれば、私たちの生活は豊かなものになるのだろうか? 実際の製品に可能な限り触れ、体験しながら、読者目線に立って攻略法を見つける新連載。執筆はAVライター山本敦氏。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
2
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
3
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
4
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
5
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
-
6
ジョーシンへの不正アクセス、最大623万件漏えいか 運転免許証2件・マイナカード1件なども
-
7
野村総研、サイバー攻撃時の「能動的なシステム停止」を支援する新サービス
-
8
タイムズカー流出で顧客らが損害賠償求め運営会社提訴へ サイト開設の弁護士が記者会見
-
9
Xの「いいね」長押しで1ドル送金 マスク氏が“投げ銭”機能を予告
-
10
たばこ休憩なき時代の“一服”をどう取るか 温熱と“聞こえない音”で休む、JT子会社のアイマスクを試す
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR