見たいものにぐっと寄れて写真や動画も撮れる 手のひらサイズのデジタル単眼鏡「Powershot Zoom」が面白い(3/3 ページ)
カメラとしてはイマイチだが単眼鏡としては十分使えそう
Powershot Zoomは写真も撮れるデジタル単眼鏡だ。単眼鏡という言葉に馴染みがなければ「デジタルコンパクト望遠鏡」といってもいい。
記録メディアはmicroSDカード。側面のカバーを開けるとUSB Type-C端子と一緒にスロットがある。PCなどに吸い上げるならUSBケーブル直結が簡単でいい。
バッテリーは内蔵でUSB Type-C端子を通して充電する。1つ重要なのは、充電はUSB PD専用ということ。USB PD出力ができる電源(あるいはモバイルバッテリー)じゃないとダメなので注意したい。カジュアルに使えるカメラなので通常のUSB電源からでも充電できる仕様にしてほしかったとは思う。
用途としてはスポーツ観戦時や野外活動時にポケットやバッグに忍ばせておき、遠くをしっかり見たい時、遠くに気になるものを見つけた時にサッと取り出してのぞく。すると大きく見えてディテールを確認できる、という感じ。子供のスポーツを撮ることもできるが、写真でしっかり残したいならそれなりのカメラの方がいい。
スポーツ観戦なら撮影よりも観戦メインで時々望遠鏡として使いながら、お気に入りの選手やプレーを写真や動画で残すって感じがいいだろう。広角写真はスマートフォンで、望遠写真はPowershot Zoomでって感じで使い分けるのがおすすめだ。
ただ、レンズは少々暗め(F5.6とF6.3)で高感度にも強くないので室内スポーツは難しい。それは覚悟したい。動きものを撮ることを前提としているのかシャッタースピードは速めに維持される(基本、1/500秒のようだ)ので感度はすぐ上がるのだ。
トレッキング……まではいかなくても、自然の中を散歩するのが好きなら、これをポケットに忍ばせておき、「あれなんだろう」と思った時にのぞいたり、鳥などを見つけた時にサッとチェックして写真を撮るのにいい。
あ、猫がいた、とか。
あ、ハシビロガモがいた、とか。
遠くに女子がいた、とかだ。あ、もちろん見知らぬ人を遠くからこっそり撮ってるわけではありません。見りゃ分かるけど。
ガチな望遠撮影にはクオリティー的に物足りないが、小型デジタル単眼鏡として携帯するには最高に楽しめる。野鳥観察や動物園の友、スポーツ観戦の友、さらに普段から持ち歩いてちょいと遠くのものをチェックしたい時もいいし、何気ない街中のシーンでも望遠で撮ると面白いことは多い。
遊びに行くときにバッグの片隅や上着のポケットに忍ばせておきたいガジェットだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
荻窪圭のデジカメレビュープラス
デジタルカメラ関連の製品レビューやコラムを掲載しています
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
6
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
7
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
8
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
9
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
-
10
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR