Visaタッチ対応改札の実証実験がスタート 反応速度は? 設置した南海電鉄の狙い【動画あり】(1/3 ページ)
南海電気鉄道は4月2日、Visaのタッチ決済とQRコード乗車券に対応する自動改札機を報道公開した。改札機は南海電鉄の16駅に設置。乗客も実際に利用できる形の実証実験として、4月3日から12月12日まで運用する。
Visaのタッチ決済の導入は主にインバウンド向けのサービス向上を狙う。南海電鉄は関西の大手私鉄の一角で、大阪市の中心部を起点に関西国際空港や和歌山市、高野山を結ぶ路線網を持つ。関西国際空港から大阪に直通するため、多くの訪日外国人が最初に利用する路線となっている。
切符を買わずにVisaで決済可能
Visaのタッチ決済では、Visaのクレジット、デビット、プリペイドカードで直接改札を入出場する仕組みを導入。スマホでもGoogle PayやApple Pay(日本国外向け)で対応カードを登録すれば利用可能。
Visaのタッチ決済に対応したカードを持っていれば、事前の登録などは不要。乗車駅と降車駅に専用の改札機がある区間であれば、SuicaやPiTaPaなどの交通系ICカードと同じ感覚で乗降できる。
運賃は改札出場時(降車時)に決済され、当日夜に1日分の運賃がまとめて引き落とされる。Visaのタッチ決済を利用して乗車した場合、決済情報からは利用区間は確認できない。乗車履歴を確認するため、無料のWebサービス「Q-move」が提供される。
デジタルチケット向けQRコード改札も導入
QRコード改札は、専用のデジタルチケットを利用するための仕組み。第1弾として、沿線住民向けの「時差通勤応援きっぷ」の発行が予定されている。
時差通勤応援きっぷは、午前9時以降の利用を条件に、最大3割引きで販売される回数券。南海電鉄公式アプリ「南海アプリ」で5月から7月までの乗車分が順次発売される。
南海電鉄では、実証実験期間中の12月までに複数種のデジタルチケットを展開する予定。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
2
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
3
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
4
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
5
ジョーシンへの不正アクセス、最大623万件漏えいか 運転免許証2件・マイナカード1件なども
-
6
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
-
7
野村総研、サイバー攻撃時の「能動的なシステム停止」を支援する新サービス
-
8
タイムズカー流出で顧客らが損害賠償求め運営会社提訴へ サイト開設の弁護士が記者会見
-
9
Xの「いいね」長押しで1ドル送金 マスク氏が“投げ銭”機能を予告
-
10
「漏えい」の一言で素通り客が振り返る──相次ぐ情報流出の中で開幕のセキュリティ展示会 来場者の態度も激変
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR