分かりにくいけれど面白いモノたち
テンキーで超簡単に弾けるギターっぽい楽器「インスタコード」 「僕にも弾けた」系ガジェットへの挑戦は続く(2/5 ページ)
簡単にコード演奏ができる
「インスタコード」は、大ざっぱに言えば、誰でもがコードをかき鳴らして、弾き語りやセッションができるよ、という“楽器ガジェット”だ。楽器ではなく楽器ガジェットと呼ぶのは、電子楽器で、MIDIに対応していて、音楽ソフトへの入力やiPadなどに入れた音源を鳴らしたりできるから。そこが、「一五一会」のようなアコースティック楽器との大きな違いだ。
見た目も、楽器というよりガジェットっぽく、好き嫌いの分かれるところだろうけれど、ガジェットっぽさに抵抗がある人向けに急きょホワイトモデルも作ったという。個人で製作してるからこそのフットワークの軽さだ。
最もガジェットっぽいのは、コード演奏をテンキーで行うところだろう。日本人の多くがタッチタイピングできるテンキーなら操作も簡単で、すぐに覚えられるだろうという発想なのだが、これが見事に当たっている。実際、テンキーの1〜9までの9つのキーだけで、大抵のポップスなら弾き語り可能なのだ。
テンキーを押すと、画面には押したキーに対応するコードが白黒反転表示され、今押しているコードが分かる。そして、もう一方の手で、縦長の6つのパッドをギターの弦のように、ジャランとかき鳴らしたり、1つずつアルペジオのように弾いて音を出す。キーパッドのように上から押して音を出すこともできる。
弦ではなくパッドだし、デザインも左右対称だから、右利き、左利き両対応なのも特徴。MIDIのGS規格の音源が内蔵されているので、本体だけで128種類の音色を選べ、外部音源を鳴らすことも可能。ギターっぽい弾き方でオルガンの音を鳴らしたりもできる。これらが、インスタコードの大まかな機能だ。
もともとはギターが弾けない永田氏が、「コードをジャラーンと鳴らしたような演奏を音楽制作ソフトに簡単に入力するツールがほしい」と考えたところから、この「インスタコード」は始まっている。その時に思い付いた、コードをテンキーで操作するというアイデアを実装するととても扱いやすくできたので、「これなら初心者が演奏できるガジェットが作れるかも」と思ったのだという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
分かりにくいけれど面白いモノたち
ITから文房具まで幅広く活躍するベテランライター、納富廉邦さんが言語化しづらいけど面白いガジェットやサービスを分かりやすく解説します。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
7
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
8
松本デジタル相、24.6万件漏えい可能性について説明 「既知の脆弱性を対応前に悪用」
-
9
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
-
10
デジタル庁に不正アクセス、個人情報24.6万件漏えいか 各府省庁の職員情報など
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR