荻窪圭のデジカメレビュープラス
ニコンの動画カメラ「Z 30」の実力は? ミラーレス一眼としても高性能(1/5 ページ)
APS-Cセンサー機に注目の2022年、ニコンからも来たのである。Zシリーズの最廉価モデル「Z 30」。
これのコンセプトは動画、というかVlog。2021年にソニーから「VLOGCAM」と名付けられたシリーズが登場してヒットしたけれども、あれのライバル登場、と思えばいいかも。
EVFは省き、その代わりボディをぐぐっとコンパクトにし、マイクを強化し、動画撮影用に専用のアクセサリーを用意したのだ。
ベースとなった(と思われる)「Z 50」やそのバリエーションであるクラシカルなデザインが人気となった「Z fc」でももちろん動画撮影は可能だったけれども、軸足は静止画の方に置いていた。
Z 30の軸足はVlogを売りにしているとはいえ、静止画と動画のちょうど間にあるという印象だ。静止画……特にスナップ撮影用としてすごく使いやすいし、Vlog的な身近な動画撮影用としても使える。
そんな製品である。
Vlog用といいつつもミラーレス一眼としても高性能なのだった
Z 30はVlogユーザーがターゲットのカメラといいつつ、携帯しやすいコンパクトなミラーレス一眼として優秀である。
EVFはないけれども、なによりグリップがほどよく深くてしっかりしており、しっかり構えて撮りやすい。これは大事だ。
上から見るとよく分かる。
正面から見ると、ほぼグリップとマウントなんだけど、前電子ダイヤル、Fn1とFn2キーといったZシリーズの特徴はしっかり継承している。
イメージセンサーはAPS-Cサイズで約2088万画素。ボディ内手ブレ補正はZ 50やZ fcと同様に未搭載で、レンズ側の手ブレ補正を使うことになる。
続いて背面。
ファインダーがない分正面がフラットですっきりしている。
注目はDISPボタン回りにある静止画・動画切換レバー。写真は静止画の時。
こちらは動画の時。レバーが動画モードになっている。レバー1つでさっと切り替えられるのはけっこういい。
写真モードの時に動画ボタンを押しても録画はされないし、その逆もしかりだが、おかげで静止画時は静止画用の、動画時は動画用の画面になるので分かりやすいし、撮影モードダイヤルに動画ポジションを持つカメラもあるけど、ダイレクトなスイッチの方が明示的でいい。
キットレンズは「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」(35mm判換算で 24-75mm相当)。沈胴式で非常に軽い。
ではいつものガスタンクから撮る。広角端で撮影モードはAUTOだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
荻窪圭のデジカメレビュープラス
デジタルカメラ関連の製品レビューやコラムを掲載しています
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
2
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
3
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
6
iPhone 18シリーズ発表、今年はPro・Pro Maxのみ なんと“無印”なし 価格は21万9800円から
-
7
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
8
「iPhone Duo」発表 Apple初の折りたたみスマホ 36万4800円から
-
9
デジタル庁に不正アクセス、個人情報24.6万件漏えいか 各府省庁の職員情報など
-
10
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR