知らないと損!?業界最前線
LINEのスマートスピーカー終了でも、スマートホームの未来は明るいワケ(3/4 ページ)
「話す」ことなく、機器が自動で動作する世界
グローバル市場で普及が進んでいるとしても、現在の日本市場において、スマートスピーカーやスマートホームに停滞感があるのは事実だ。スマートスピーカーは、話しかけるだけで家電やガジェットの操作ができるが、設定が難しかったり、電源のオンオフといった単機能しか操作できなかったりと、その利便性は一部のユーザーにしか伝わっていないのが現状だ。
そういった設定の煩雑さを解消し、スマートホームを普及させる鍵となるのが「センサー」だ。
例えば、玄関やトイレに入った瞬間に灯りが点く照明なら、赤外線を利用した「人感センサー」がLED電球や照明器具に内蔵されている。こういったセンサーをトリガーにした家電、ガジェットの自動動作こそが本当のスマートホームの姿だといえる。スマートスピーカーも「マイク」と「音声認識」をトリガーにしたセンサーの1つだ。
これらセンサーを動作のトリガーにした家電は、一部ながらすでに実用化され、販売されている。例えばソフトバンクグループのプラススタイルが発売している「睡眠チェッカー」はベルト状になっており、シーツの下の胸部辺りに敷いて利用することで、眠りの状態を検知できる。
眠りの状態を検知しながら、指定した時間帯の中で眠りの浅いときにカーテンを開ける(連動可能な「スマートカーテン」が別途必要)、といった使い方ができるのだ。これは眠りの浅さをトリガーにした自動動作といえる。
また、日立の冷蔵庫「スマートストッカー」は棚に重量センサーを搭載。棚が事前に指定した重量よりも軽くなると、スマホアプリに通知を送ったり、指定食材を自動で再注文できる(1回目は手動で注文が必要)。
自動注文できる食材は、お茶や野菜ジュース、炭酸水など、常備しておきたい約100種類から選択でき、在庫を気にせずに済む。これも重量センサーをトリガーにしたスマート機能だ。
このほか、設定温度を上回る・下回ると、冷暖房をオン・オフできるエアコンなども登場している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
知らないと損!?業界最前線
コロナ禍によるライフスタイルの変化や各種原材料費の高騰、またデジタライゼーションやDXの波など、ビジネス界を取り巻く変化はより一層大きなものとなっています。常に新しい変化が求められる中で生まれる各業界の最新情報やトレンドを、さまざまな識者の視点でお届けします。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
Excel、40年続く原則を変更へ 1個のセルで複数の値を扱う新機能
-
2
「タイムズカー」会員情報約660万件漏えい 運転免許画像など 不正アクセスで
-
3
日本郵便に不正アクセスか 国際郵便の「調査請求Web受付」を停止、原因は調査中
-
4
“期限切れクレカ”を蘇らせ、不正にタッチ決済する「ゾンビカード攻撃」 米研究チームが検証
-
5
Geminiの「Gem」廃止へ、11月17日から「スキル」へ刷新
-
6
Ankerの回収対象モバイルバッテリーで発火事故 25年度も7件、消費者庁が注意喚起
-
7
レゴランド・ジャパン・ホテル、外部予約サービスへの不正アクセスで個人情報漏えいか 予約1557件分に影響
-
8
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
9
IIJ、新人エンジニア向け研修教材を無料公開 Web技術の基礎から生成AI活用まで20講義超
-
10
クリスタ素材非公開、セルシスに詳しく聞いた 「英国政府とは無関係」……決済事業者は?
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR