真面目なのに怪しさ満点、科博の特別展「毒」が面白い 「毒まんじゅう」も売ってる(2/4 ページ)
江戸時代の白粉の鉛や水銀による被害のような生活に密着した毒や、モルヒネなどの薬物利用、アレルギーに毒生物料理までを一覧できる機会は中々ない。
最終章は「毒とはうまくつきあおう」。毒の全てを見たことで知った様々なことから、私たちはどのように、毒と向き合えば良いのかを問い掛けることで、この展示全体を締める。
そして、しゃれの利いた「毒まんじゅう」などの「毒」展オリジナル・グッズが並ぶミュージアムショップまでが、特別展「毒」。
さすがは国立科学博物館と思わせる、見事な標本や展示方法で、毒をキーワードに生物や地球の不思議から、人間の歴史と生活までを一気に見せる趣向は、もはやテーマ・パークに近い楽しさがあった。どこかに「毒ランド」みたいなものを作ればいいのにと思うほどだったのだが、博物館サイドはこれではちょっと真面目でシリアスになり過ぎてるかも、と思ったらしい。
だから、オフィシャル・サポーターにクイズ・プレイヤーの伊沢拓司氏を招き、入り口には伊沢氏率いる東大発知識YouTuber集団「QuizKnock」からの「毒」クイズが用意されているといった仕掛けも用意した。クイズは展示を見れば解けるものもあるし、展示以外のクイズもある。さらに「秘密結社 鷹の爪」による解説イラストやアニメーションもあちこちに設置するなど、展示を盛り上げる工夫も見られる。ただ、私は不勉強で伊沢氏もQuizKnockも知らなかったこともあって、毒だけで十分面白いのにな、とか思ってしまった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
6
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
7
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
8
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
9
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
-
10
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR