知らないと損!?業界最前線
“自分で掃除するトイレ”まもなく登場 その仕組みと気になるランニングコストをLIXILに聞いた(2/4 ページ)
トイレが自動で能動的に掃除してくれる
SATIS Xには、大きく分けて4つの洗浄機能がある。それが、「極みトリプル水流」「泡クリーン」「ノズルオートクリーニング(パワフル)」「シャッタークリーニング」と呼ぶ機能だ。
「極みトリプル水流」は、水を便器の3方向から出してムラなく行き渡らせ、汚れを洗い流す仕組み。通常のトイレは、本体後方の1カ所から水が出て汚れを洗い流すのに対し、SATIS Xでは中央と左右から従来より勢いのある水を出す(後述)。便器自体を開発・製造する同社だから実現できた機能だ。
そして毎日、サボることなく、自動で便器のお掃除をしてくれるのが「泡クリーン」機能だ。これは深夜などの設定した時間に、洗剤液を便器内に旋回させて広げ、さらに3時間漬け置く機能。この漬け置きによって、水だけでは落しにくい微生物やハウスダストなどの汚れも落とせるという。
「ノズルオートクリーニング(パワフル)」「シャッタークリーニング」は、トイレの使用後にノズルやノズルシャッターを洗い流す機能だ。4機能すべてが、現在特許出願中だという。
「今までのトイレの洗浄機能は、汚れがつきにくいであるとか、便座や便器に隙間が空けられるなどで掃除がしやすいというものでした。あくまでも“トイレ掃除は人間がやる”という常識は変わっていなかったのです。その点、SATIS Xは、トイレ掃除そのものを“トイレが自発的に、能動的に、自動で”やってくれます。これまでのトイレとの1番の違いだと考えています」(田中さん)
LIXILでは、水回り・タイル事業の100周年(前身となる伊那製陶の設立から)を記念し、次の100年に向け、清掃性を高めることで忙しい現代人の暮らしにゆとりをもたらす新しいトイレとしてSATIS Xを提案していくという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
知らないと損!?業界最前線
コロナ禍によるライフスタイルの変化や各種原材料費の高騰、またデジタライゼーションやDXの波など、ビジネス界を取り巻く変化はより一層大きなものとなっています。常に新しい変化が求められる中で生まれる各業界の最新情報やトレンドを、さまざまな識者の視点でお届けします。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
2
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
3
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
4
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
5
ジョーシンへの不正アクセス、最大623万件漏えいか 運転免許証2件・マイナカード1件なども
-
6
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
-
7
野村総研、サイバー攻撃時の「能動的なシステム停止」を支援する新サービス
-
8
Microsoft、約6万人対象の希望退職制度を発表 巨額のAI投資で経費抑制か
-
9
タイムズカー流出で顧客らが損害賠償求め運営会社提訴へ サイト開設の弁護士が記者会見
-
10
Anthropic、IPOを正式申請 上半期売上高は約14倍、純損失807億ドル
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR