VCに聞く「投資したい・したくないテックスタートアップ」
Chatworkに聞く「どんなスタートアップに投資したい?」 重要なのは中小企業への“フィット”(1/2 ページ)
スタートアップにとっての悩みの種、資金調達。いわゆる“SaaSバブル”が崩れて以降、資金調達難に陥る企業も多く見られる。一方、政府が「スタートアップ5カ年計画」としてスタートアップの支援を掲げるなど、状況は大きく動いている。
資金集めが難しい局面では、当然それだけベンチャーキャピタル(VC)や銀行、投資家とのコミュニケーションの重要性も上がる。しかし、VCや投資家の考え方は広く共有されているものではなく、情報を集めにくい。
そこで、本連載ではVCなどスタートアップ投資に携わる人たちに、出資に当たっての考え方などをインタビュー。事業領域、指標、経営者の人柄……どんな部分に注目しているか聞く。
今回は、フィンテックベンチャーのペイトナー(東京都港区)などに投資する、Chatworkのコーポレートベンチャーキャピタル「Chatwork スーパーアプリファンド」に取材。同社の森雅和さん(経営企画室 Chatwork スーパーアプリファンド パートナー)に、投資に当たっての考え方を聞いた。
新事業「BPaaS」とのシナジー重視
Chatwork スーパーアプリファンドは、同社による送客支援事業から生まれた。当初はアライアンスを組んだ企業に対し、Chatworkユーザーにメールマガジンを送れるサービスなどを提供していたという。
しかし「送客費用だけのマネタイズではもったいない」(森さん)として、アライアンス先への出資もスタート。送客やキャピタルゲインによる収益、そしてアライアンス強化の3軸を見込む事業になった。
投資対象はシリーズA以降のスタートアップ。投資規模は1社当たり3000万円前後だ。スタートアップ側のニーズなども聞きつつ、将来的なM&Aも検討する。投資先リストは以下の通りだ。
森さんによれば、ソフトウェアではなく業務プロセス自体を提供するクラウドサービス「BPaaS」事業とのシナジーなどが主な投資基準になるという。Chatwork スーパーアプリファンドはどんな考えでスタートアップに投資するのか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
VCに聞く「投資したい・したくないテックスタートアップ」
VCなどスタートアップ投資に携わる人たちに、出資に当たっての考え方などをインタビュー。事業領域、指標、人柄……どんな部分に注目しているか聞く。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
3
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
4
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
-
7
デジタル庁に不正アクセス、個人情報24.6万件漏えいか 各府省庁の職員情報など
-
8
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
9
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
10
OpenAI、最先端AI開発の減速を検討か アルトマンCEOが社員に説明と米報道
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR