NEWS Weekly Top10
iOS 18の“広告ぶっ壊し”機能、広告以外もぶっ壊れることにちょっと安心したけれど
ITmedia NEWS Weekly AccessTop10
ITmedia NEWSにおける1週間の記事アクセス数を集計し、上位10記事を紹介する「ITmedia NEWS Weekly Top10」。今回は9月14~20日までの7日間について集計し、まとめた。
先週のアクセスランキング1位は、iOS 18に新たに追加された「なぞり入力」機能の紹介記事だった。QWERTYキーボードで入力する際に、キーを1つ1つタップするのではなく、画面をスイスイ“なぞる”ことで文字を入力できる機能だ。
試してみたら、指を離さずに入力できるのが爽快だったが、慣れるまで時間がかかりそう。筆者は普段フリック入力なのであまり出番はなさそうだ。QWERTY入力の人には便利かもしれない。
Apple公式“広告ブロッカー”登場?
先週は、iOSのもう一つの新機能「気をそらす項目を非表示」の解説記事も注目を浴びた。
指定したコンテンツを削除できるSafari専用の機能で、「広告をぶっ壊す機能」「Apple公式の広告ブロッカー」「ネット広告市場を変えてしまう」などと話題になっていた。
ITmedia NEWSにとって広告はビジネスのキモ。広告を非表示にされてしまうと、筆者の原稿料も出なくなってしまう。
自分の食い扶持が失われるのだろうか……恐る恐る試してみて拍子抜けした。使いにくいのだ。
広告だけじゃなく、コンテンツもぶっ壊れる
URLバー左側にある四角いアイコンをタップし、「気をそらす項目を非表示」という項目を選ぶ。
すると、表示されたWebページから、好きなエリアを選べるようになる。消したいエリアをタップすると、砂嵐のようなアニメーションとともにそのエリアがスッとが消える。
広告を消すこともできるが、記事内のテキストや画像、表など、コンテンツ自身も消せてしまう。これは広告ブロッカーではなく“広告を含む全コンテンツ消し放題”機能なのだ。
ページを遷移すると、また全てのコンテンツが表示されるので、広告を消したければまたメニューを選び、そのエリアを指定する必要がある。
今のところは「面白機能」
広告だけを自動で選んで消されてしまう広告ブロッカーは、ITmedia NEWSのようなコンテンツビジネスに致命傷だ。
だが「気をそらす項目を非表示」は現状、ページごとに消すコンテンツを選ぶ必要があり、手間がかかる。誤タップすると、読みたいコンテンツも消えてしまう。今のところこの機能は「コンテンツが砂嵐とともに消える面白機能」にとどまってくれているので、広告が命綱のWebライターとしてはホッとした。
だからといってWeb広告は安泰、というわけでないだろう。ユーザーにとって邪魔な広告が増えていけば、広告ブロッカーを望む人も増えるし、そもそもコンテンツを見なくなる人が増えてしまう。この機能は、Appleからの、Webコンテンツ業界への警鐘なのかもしれない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
NEWS Weekly Top10
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
auメールで朝から障害 全国で利用しづらい状況に
-
6
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
7
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
-
10
Apple、M6搭載の14インチ「MacBook Pro」発表 AI性能向上、33万9800円から
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR