荻窪圭のデジカメレビュープラス
富士フイルム「GFX100RF」は高感度も意外にイケる魅力的な“1億画素”だった(3/6 ページ)
一番上は電源。2番目は電子ダイヤル、一番下がデジタルテレコン切替レバーだ。
「デジタルテレコン切替レバー」というけど、感覚としてはズームレバーと思っていい。
このレバーで35mm→45mm(35mm相当)→63mm(50mm相当)→80mm(63mm相当)と切り替えて使える。その画角に応じて中央部がクロップされるだけなので画素数は減るけれども、何しろ元が1億画素である。
2段クロップして63mm(50mm相当なのでけっこう便利に使ってしまうのだ)にしても、3100万画素ほどあるのだ。
等倍でチェックしてもディテールが自然に気持ちよく描写されるハイクオリティなカメラなだけに、「1億画素を自由に切り取って使ってOk」といわれてる感すらある。
富士フイルムらしいのは、クロップするときのビュー(サラウンドビュー)を3パターン用意していること。レンズ横にあるコントロールバーを使うのである。
これを外側に倒すとクロップするエリアの外側を半透明にする、クロップするエリアに枠を入れる、クロップするエリアを画面一杯に表示する(一般的なズーム撮影時の感じ)の3つから選べる。
これ、そうそう切り替えるものじゃないので、メニューから選んでも良さそうなものなのに、レバー一つでその場で代えられるってところがマニアックだ。
このコントロールバーが一つの特徴で、左右それぞれに別機能を割り当てられる他、それぞれの長押し(長倒し?)も対応。中央にはボタン(Fn2ボタン)もあり、実に、グリップしたときの右手人差し指だけでいろんなことができちゃうのである。
「1億画素の高画質画像なので好きに切り取って使ってOk」シリーズのもう一つはアスペクト比を自由に変えられること。
元々のセンサーは4:3だが、それに対してクロップする形で様々なアスペクト比で撮れる。
機能としては珍しくもなんともなくて、従来のGFXでも3:2とか16:9とかで撮れたのだが、選べるアスペクト比が飛躍的に増えている上に、専用のダイヤルまで装備したのだ。
このダイヤルで設定できるアスペクト比は、4:3を中心に全部で9種。もっともワイドなのが17:6。さらに、フィルムの中判カメラでお馴染みの5:4や35mm判でお馴染みの3:2、正方形の1:1、さらに縦長にクロップする3:4もある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
荻窪圭のデジカメレビュープラス
デジタルカメラ関連の製品レビューやコラムを掲載しています
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
7
携帯各社、熊本の一部で通信障害 震度7の地震で 他社回線につながる「JAPANローミング」開始【追記】
-
8
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
9
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
10
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR