荻窪圭のデジカメレビュープラス
キヤノン「PowerShot」30周年なので歴代モデルを振り返る 時折、現れる斬新でユニークな機種とは?(3/5 ページ)
特に「PowerShot G10」から「PowerShot G12」まで採用された、撮影モードとISO感度の2階建てダイヤルはすごく使いやすかった記憶がある。
Gシリーズは今でも現役。
12年にはより大きなセンサーを搭載したフラッグシップモデル「PowerShot G1 X」が登場。このシリーズは高倍率ズームの「PowerShot G3 X」、EVFを搭載した「PowerShot G5 X」、スタンダードモデルの「PowerShot G7 X」、小型軽量モデルの「PowerShot G9 X」とラインアップを拡大し、その中で19年発売の3代目「PowerShot G7 X」が30周年記念モデルに採用されたわけである。まあ、20年以降は新製品は出てないのだけれども。
そんなPowerShotの主力だったのはSシリーズ。特徴的なものをいくつか挙げておこう。
まず01年の「PowerShot S30」から05年の「PowerShot S80」まで続いたスライド式レンズカバーのモデル。レンズカバーの開閉が電源と連動していること、横長のスリムなボディを持っていたのが特徴だ。
そのシリーズは09年の「PowerShot S90」で大きな進化を遂げる。このS90が薄くてスリムで使いやすくて、写りもよくてPowerShot Sシリーズの最高傑作だったと思う。
このシリーズは13年の「PowerShot S120/S200」まで続いた。
Sシリーズは高倍率ズームレンズを搭載したSXシリーズへと徐々に移行し、最後に登場した「PowerShot SX740 HS」(18年発売)は40倍ズームレンズを搭載し、今でも現行機種となっている。
という感じで、一つ一つ追っていくとキリがないので……何しろ、歴代の製品数がものすごく多いのだ。特に2000年代のコンパクトデジカメ全盛期は、年に2回新製品発表会があるレベルだったのである。春の新モデル、秋の新モデルって感じ。
なので最後は、ユニークで個性的なモデルをピックアップしておこう。
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