荻窪圭のデジカメレビュープラス(番外編)

視野は約2.4倍、レンズが大きくなった「ViXion2」は近視×老眼の福音となるか(1/4 ページ)

 オートフォーカスアイウェアの「ViXion」が「ViXion2」に進化した。これが良いのである。いち早く試させてもらったのだが、かけた途端「実用性がぐんと上がった!」とちょっと感動したくらい。

ViXion2の視界イメージ。実際にはもっと視野は広いが、こんな風にレンズ内はくっきり、でも裸眼で見てるその周囲はピント合わないのである

 ViXion01は電圧を加えることでレンズの形状が変化する「液体レンズ」を使用し、屈折率を変えることでオートフォーカスを実現するという画期的なアイウェアだったのだが、一つ欠点があった。レンズが小さかったのである。

 目の前にあるレンズが小さいので、一点を凝視するときは近くも遠くもピントが合ってくれてすばらしいのだが、いかんせん視野が狭いので、それが力を発揮する分野がどうしても限られていた。

 でも、ViXion2はそのレンズが大きくなったのである。これで使える範囲が飛躍的に広がりそうだ。

ViXion2とはこんなアイウェア

これがViXion2。中央の丸いパーツがオートフォーカスのレンズ

 ViXion2は、黒いメガネの中に丸いもう一つのレンズが付いているというアイウェア。外側の「めがね」風のパーツ(アウターフレーム)は着脱可能。これを付けていると見た目が(少しは)怪しくない、ViXion2のレンズ部に不用意に触れるのを防げる、乱視の人はこのパーツに乱視補正用のレンズを入れることで対応できる、屋外やまぶしいライトがある場所での作業時はサングラスを入れることができる、などのメリットがある。

アウターフレームは着脱可能なので、外して使ってもいいし、度付きレンズやサングラスにしてもいい

 実際にかけてもらうとこんな感じだ。

実際にかけたときのイメージ。ViXionの方にかけてもらった

 前モデルと一番違うのはレンズ径。レンズ径がViXion01/01Sの5.8mmから9mmに拡大し、面積にして約2.4倍の視野を確保できるようになった。前モデルと近い条件で撮って並べて見ると、確かにかなり大きくなっている。

左がViXion2、右がViXion01S。こうしてみると、レンズが大きくなったのが一目瞭然だ

 これだけで使い勝手が全然違う。

 手元にあるA4サイズの書類を読みつつ、顔を上げて遠くのものをチェック、というような使い方がさほど違和感なく行える。

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