小寺信良のIT大作戦
AIの進化は、スマートスピーカーへの“失望感”を挽回できるか? Gemini対応の新型を試す(3/6 ページ)
「OK google」で音声アシスタントへ指示できるのは同じだ。ただAIはアップグレードを選択することで、「Gemini for Home」に変更できる。
設定途中で出てくる「Google Home Premium」は、スマートホーム向けの有料サブスクである。ホームセキュリティカメラなどと連携して、自然言語で外の状況を報告させることができる。このサービスはGoogle Oneと統合されており、「Google AI Pro」または「Google AI Ultra」のユーザーはGoogle Home Premiumが追加料金なしで利用できる。
最初に設置した際には、自分の位置を転居前の宮崎市だと認識していた。Googleアカウントの自宅住所はすでに変更済みだが、それとは別にGoogle Homeでの自宅設定を覚えているようで、こちらも変更しなければならなかった。自宅がいくつもある人や、オーナーとユーザーが別というパターンもあるだろうが、それはイレギュラーな話で、大抵は同じである。同じGoogleのサービス同士、もう少し気を利かせてくれてもよさそうだ。
以前の音声アシスタントで対応できなかったコマンド、「午後3時の30分前にアラームをセットして」は、無事理解でき、2時30分にセットされた。例えば出かける時間にアラームを鳴らしてほしい場合、通常は待ち合わせ時間の何分前には家を出ないと、と考えるはずである。よってターゲット時間の何分前、で間接的に時間を指示できる方が、人間の考えとしては自然である。
「今日これから出かけるのに傘が必要?」と聞いたところ、本日は雨が降っており傘は必要だと回答した。また現地の天気予報も合わせて回答した。傘と雨との関係を理解している。
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小寺信良のIT大作戦
ベテランのテクノロジーライターである小寺信良さんがIT分野全般にわたって考察する。
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