圧をかけて“泡”爆増、ミラブルの技術が融合した「高圧洗浄機」を自宅で試したら掃除が楽しくなった(2/7 ページ)

融合から生まれた新しい洗浄体験

 AQUABLAST MINIは高圧洗浄機です。ただし「高圧」の役割が、他の高圧洗浄機とは異なります。

 一般的な高圧洗浄機が高圧を使う目的は、汚れを水の力で押し流すことです。しかし、AQUABLAST MINIが高圧をかける理由は、ウルトラファインバブルをより多く生成するため。水道水の水圧では1ccあたり約3000万個が限界だった泡が、高い圧力をかけることで約1億6000万個以上へと数倍に増えました。この微細な泡が汚れを浮かせ、洗い流しやすい状態にしてから水流で落とす。これがミラブルの考える“汚れ落ち”のメカニズムです。

「MIRABLE」のロゴが刻まれたノズル。できるだけ水が出る直前でバブル化するよう設計されている

 そして、ノズルを切り替えれば通常の高圧洗浄機としても使えます。最大水圧は1.5MPaで、一般的な水道圧(約0.2MPa)の約7倍に相当。ミラブル技術で汚れを浮かせて落とす力と、高圧洗浄機としての圧倒的な洗浄力を両方備えている。ここが他の高圧洗浄機と異なる点です。

汚れを「吹き飛ばす」のではなく「浮かせて落とす」

 AQUABLAST MINIは「いきなり高圧水流でどーんとやる」という設計になっていません。基本はミラブルモードです。まずは水圧低めのミラブルモードで試し、それでも取れない場合に徐々に水圧を上げていくのが正しい使い方です。

 固いものでも水圧低めで洗浄できれば対象物へのダメージを与えにくく、頑固な汚れに対しては強力モード(0°)で一気に洗浄し、仕上げに再びミラブルモードで洗い流します。

 会場でのデモが非常に印象的でした。まずはミラブルの技術を理解するため、シャワーヘッドのミラブルを使ったデモが行われました。油性マジックで書いた線に水流を当てると、こするだけで見事に落ちていきます。これがウルトラファインバブルの洗浄力です。

シャワーヘッドのミラブルを使ったウルトラファインバブルの技術説明デモ。油性マジックで書いた線が水流だけで落ちていく

 次はAQUABLAST MINIのミラブルモードです。

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この記事の著者

いしたにまさき
いしたにまさき

ブロガー、ライター、アドバイザー、プロダクトデザイナー。2011年アルファブロガー・アワード受賞。ひらくPCバッグシリーズのデザインにて、2016年グッドデザイン賞受賞。

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