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松下、人を検知して自動で撮影開始するネットワークカメラ

» 2004年03月16日 18時16分 公開
[ITmedia]

 松下電器産業は3月16日、人を検知して自動で撮影開始するネットワークカメラ「BL-C10」を4月10日に発売すると発表した。オープン価格で、実売予想価格は3万円前後。

 温度の変化で人を検知する人感センサーを搭載した。人を検知すると、検知時とその前後の画像を電子メールやFTPで送信できる。送信した画像はPCや携帯電話に加え、同社のデジタルTV向けコンテンツサービス「Tナビ」対応TVからでも確認可能。専用ソフトなどは不要だ。

 レンズを本体内に隠す「かくれンズ」機能を備えた。非撮影時はレンズが隠れ、本体前面のインジケーターが赤く点滅する。

 1ルクスの明るさでも撮影できる「カラーナイトビューモード」を搭載した。

 カメラの向きはPCからリモート操作可能。上下・左右ともに50度まで回転させられるほか、画像の一部をクリックすると、その点を画面の中央にできる機能を備えた。事前にカメラの向きを8方向まで設定しておけば、携帯電話やTナビ対応TVからでも向きを変えられる。

 UPnPに対応した。UPnP対応ルータのネットワーク設定が簡単にできるソフトを同梱する。同社のダイナミックDNSサービス「みえますねっとサービス」も利用可能だ。

 撮影素子は32万画素CMOS。640×480ピクセルで7.5フレーム/秒か、320×240/160×120ピクセルで15フレーム/秒の撮影が可能だ(Motion JPEG形式)。インタフェースはEthernet(10/100BASE-TX)。サイズは74(幅)×98(高さ)×61(奥行き)ミリで、重さは約160グラム。

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